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花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

久しぶりの海岸散歩 (ガンと共に 9)

2017-07-03 | 荒尾海岸
 平成29年7月3日(月)
一時退院した翌日、久しぶりに海岸を歩いてきました。梅雨空でした。潮は満ちかけていました。(iPhoneの画像です。)



 雲仙普賢岳にも雲がかかっています。



 防波堤の石段にへばりついている根性ハマゴウです。先年、秋篠宮様ご夫妻が荒尾干潟にお見えになった折に、海岸清掃で業者が伐採しようとしたのを私が止めた因縁の植物です。



 今年もきれいな花を咲かせていてくれました。 



 ボールがポツンと置いてありました。流れ着いてきたものでしょう。



 砂鉄です。この砂鉄を利用して荒尾の刀剣工・松永源六郎さん は日本刀を鋳造しています。



 打ち上げられているおびただしい貝殻です。昔はこれを利用して石灰を作っていました。



 潮が満ちてくる時には茶色っぽい泡が一緒に流れてくるので、満ち潮か引き潮かの区別が子ども心にも分かっていました。この泡を子どもの頃は「ガンブツ」と呼んでいました。



 防波堤のコンクリートブロックを市の北部の大島海岸の防波堤工事現場へダンプカーが運んでいました。



 潮がかなり満ちてきました。往復約4,000歩の散歩でした。



 もう7月です。このスイカは畑のびビニールハウスで育ったものです。チョロ2たちへも分けてあげました。
 前回の記事で一時退院ごの様子を報告しました。足の痛みは幾分和らぎました。どうにか杖なしでゆっくりとは歩行できるようになりました。
 きょう(3日)から再入院です。皆さんの励みを糧にまたしっかりと入院生活を送り、回復を目指します。これからもどうぞよろしくお願いいたします。皆さんのエールが励みなので敢えてコメント欄は閉じていません。

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春の海岸を歩く

2017-04-07 | 荒尾海岸
 平成29年4月7日(金)

 パノラマで撮りました。左端が南の長洲方面、右側が北の四山方面、ほぼ180度の画面です。



 この網は何を獲るのでしょう?



 知り合いのFさんが網を染めていました。コウイカを獲る網だそうです。Fさんは私たちの荒尾干潟保全利活用協議会作業部会のメンバーです。Fさんの豊富な漁師経験から私たちは学ぶことばかりです。



 干潮で沖合まで干潟です。



 南西部。長洲町や雲仙普賢岳がかすんで見えます。



 北。この砂浜は鳥の時期はもってこいの休息場になります。



 上の2枚の場面を180度回して撮りました。



 別の日、沖合に貝採りの人でしょうか。いっぱいの人影が見えます。今年は最近になくアサリ貝が多いそうです。



 タイラギも採れると聞きました。海苔も好調だったそうです。宝の海が戻りつつあるのでしょうか。



 波打ち際のコンクリートの階段に小さな松がしっかりと根付いていました。根性松ですね。



 堤防の壁面に掲示されていた看板が色あせていたので新しいものに設置されていました。



 写真はどんこ、説明文は安尾さんです。

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雲仙普賢岳冠雪

2017-01-28 | 荒尾海岸
 平成29年1月28日(土)

 24日の昼、海岸に出てみると雲仙普賢岳に冠雪が見られました。



 朝はー3℃と冷え込んでいました。





 多良岳の峰にも雪が積もっています。



 干潮で越冬しているシギ・チドリたちが沖合で散らばってエサを採っていました。





 遠く佐賀の背振の山並みが見えます。



 度々紹介している福岡県との県境にある四山(よつやま)です。四山神社や灯台があります。



 写真右手前の市営の潮湯前には冬季のシギ・チドリ類の調査にY鳥類研究所の一行が見えていました。





 東に目をやるとちょっぴり小岱山が民家の家の間に見えています。(コメント欄は閉じています。おいでいただきありがとうございました。)

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上小路(かみしょうじ)の子ども神楽・・・上荒尾熊野座神社奉納神楽

2015-05-06 | 荒尾海岸
 平成27年5月6日(水)

 上小路(かみしょうじ)とは当市にある地名です。この地の上荒尾熊野座神社では毎年4月15~16日に「ごんげん(権現)さん」という名で親しまれている祭礼が行われます。この祭りで奉納される子ども神楽を地元上小路の小中学生たちが舞います。今年は小学1年から中学3年まで10名が日頃の練習の成果を発揮してくれました。 



 由来については掲示板をご覧ください。



 神楽は肥後神楽の伝統を受けついで、十曲十二座で構成、神宣(前)歌と地固めには歌が入ります。昔は若者が真剣を手に舞っていましたが、今は「上小路子ども神楽」として親しまれています。(パンフレットを要約して紹介。)中学生3年生がが1人で後は小学生9人。少子化が心配です。









 笛を吹く女性は知り合いのMさんでした。市長もお見えになっていました。



 女の子は小学1年生と2年生です。





 まだ2番目の「二弊」の舞です。10番目の「三座」までまだまだ延々と演じられます。もっと大勢の人に見てもらいたい伝統神楽でした。



【「明治日本の産業革命遺産」世界遺産に登録を勧告】との4日の報道に「万田坑」を有する我が荒尾市も喜んでいます。8月の正式決定がが待ち遠しいです。
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シーカヤック講習会

2014-11-16 | 荒尾海岸
 平成26年11月16日(日)

 世界的冒険家・八幡暁さんがおいでになって、カヤック講習会が荒尾海岸で開かれました。





 3人乗りのカヤックは3つに分割、組み立てられます。



 手前の2人乗りが36万、3人乗りは40万ほどだそうです。



 早速、八幡暁さんが漕ぎ方を説明してくれます。隣の大牟田市から小学3年のMちゃんもお母さんと一緒に参加しています。





 いざ!出発。女子高校生も恐る恐る乗り込みます。 



 皆さん、意外にスムーズ。スイスイです。



 どうです!「面白かぁ~」と言う声が聞こえそう。



 この日は波があったのですが、ベタ凪よりもいいコンでションなのだそうです。



 転覆してもすぐ起きあがるテクニックはさすがです。でも大学生は海中に放り出され、八幡さんがうまくフォローしていました。



 講習終了。楽しい3時間があっという間に終わりました。(前日の11月8日、福岡県みやま市で「第5回有明海再生シンポジウムが開催され、八幡暁さんは基調講演をされました。残念ながら私は所用で行けませんでした。)

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荒尾海岸の投網

2014-10-02 | 荒尾海岸
 平成26年10月2日(木)

 前回の山里から一転海へ場面変換です。9月の中頃から投網を打つ風景が良く見られます。



 年季が入った腰使いです。



 見事に網が広がりました。



 また次を狙います。



 コンスタントに網は広がっています。



 バシャッ!



 サアサア、採れてるぞ。



 獲物はこのシラエビ。茹でてもかき揚げにしても美味しいです。



10月に入っています。庭の甘柿ももう食べ頃に色づいています。

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海岸の瓦礫

2014-08-27 | 荒尾海岸
 平成26年8月27日(水)

 8月中旬のある晴れた日。雲仙普賢岳です。



 南のかすかな山並みは三角半島です。



 まだ海岸の場所によっては大雨や台風の影響で流されてきた漂着物や瓦礫がご覧のようです。



 古タイヤや木の大きな根っこが転がっています。





 北の方角を見ます。



 ラムサール条約湿地登録されて早3年。この瓦礫類は自然の「大潮」で流されるのを静かに待っているのでしょう・・・。



 でも、こうしてダイサギが潮風を浴びているさわやかな光景も見られます。



 31日(日)には漁協主催で海岸のクリーン作戦が行われる予定です。どんこも参加しますが人力では限界があるかも知れません。

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冠雪の普賢岳

2014-02-15 | 荒尾海岸
 平成26年2月15日(土)

 この記事と写真も前半は2年前の1月アップ予定のもので、やっと新しい写真を加えてお届けす売るものです。2年前の1月の朝、雲仙普賢岳に初冠雪を見ました。



 平地は小雨模様でしたが山間部では雪になるとの予報が当たりました。阿蘇でも積雪になったとテレビが報じていました。



 海岸へ出てみると、普賢岳の裾野は薄い雲海模様になっていました。潮は満ち始めていました。



 普賢岳の頂上付近の白雪です。



 普賢岳は長崎県ですが、この北側はもう多良岳。佐賀県になります。



 平成3年(1991)に大火砕流を起こした爪痕がまだくっきりと残っています。



 日没直後の普賢岳、鎮魂歌の静寂(しじま)に包まれています。



 今年(平成26年2月)の普賢岳。町の長洲町で2枚とも撮りました。





【コメント欄は閉じています。】
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冬の海岸散歩

2013-02-09 | 荒尾海岸
 平成25年2月9日(土)

 冬の澄み切った青空が広がっていました。釣り人がゆったりと竿を垂らしていました。



 海苔養殖の夫婦でしょう。



 小さな一部(いちぶ)港です。JR無人駅・南荒尾駅の跨線橋が見えます。



 摘み取った海苔を船から降ろすクレーンです。



 シロチドリ、ハマシギの群れが70羽ほどいました。



 砂浜は少しずつ浸食されているようです。



 はるか福岡県との県境を眺めてみました。先月の撮影ですが1月とは思えない青い海でした。約1万歩の散歩で少し汗ばみほどでした。



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初夕陽!

2013-01-10 | 荒尾海岸
 平成25年1月10日(木)

 初日の出ならぬ初夕陽(初日の入り)を写しました。と言っても元日のことではありません。元日は曇っていましたから後日の撮影です。どんこにとっては今年初めての海岸です。親子連れが岸辺で遊んでいて、いい光景でした。



 暗くて見えにくいですが、手前でお父さんがカメラを構えています。



 遠く、海苔養殖場の網を張っている杭(くい)が林立しています。今年は順調でいい海苔が出来ているようです。



 この穏やかな波のように平和な年であってほしいものです。



 入り日には人の哀しみを包み込む力があります。



 こうして日は沈み、またあしたがやってきます。希望という願いを込めて・・・。



 「ラムサール条約登録 荒尾干潟」の幟は常掲されています。


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真夏の海岸

2012-08-11 | 荒尾海岸
 平成24年8月11日(土)

 立秋を過ぎたとは言えまだ海岸は真夏の感じです。雲仙普賢岳は雲の帽子をかぶっています。



 多良岳もまだ夏の装いです。



 渡り鳥の安息場にはまだ鳥たちの姿はまばらです。今なお瓦礫が残っています。



 長州港方面へ足を延ばします。もうここはラムサール条約湿地登録の圏外です。アサリの漁場を造るために山砂を入れる工事が進んでいました。



 工事の看板です。



 漁場が蘇ることを願っています。



 長州港の一角には今度の水害で集められた瓦礫の処理が行われていました。





 チェーンソーで大木を切断していました。



 対岸の多比良港とを結ぶ有明フェリーです。間もなくお盆。帰省客や観光客で混雑が予想されています。
 【コメント欄はお休みです。】

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やっと梅雨明け

2012-07-24 | 荒尾海岸
 平成24年7月24日(火)

 きのう23日九州地方も去年より15日、平年よりも4日遅く梅雨が明けました。「今まで経験したことのない」と言う言葉が流行語になった大雨から解放されたようですが、被災地の復旧もこれからというところです。まだ行方が分からない方もおられます。
 自然は皮肉なもので悲しみの色も青く染めてしまっているようです。流れ着いている瓦礫に災害の痛ましさがわずかにうかがい知れます。



 雲仙普賢岳の頂は雲の帽子をかぶっています。



 こちらは多良岳。長崎県と佐賀県にまたがっています。



 北側を向けば福岡県との県境になります。手前の四ツ山には灯台があり、海の安全を守っています。



 これからうって変わって真夏日・猛暑日が続きそうです。



 でも早や秋の兆しも・・・。



 去る21日、参院の松村環境委員長が荒尾干潟の視察に見え、前畑市長、地元の県議・市議、行政関係者を前に、安尾さんがどんこの写真集をもとに説明をしました。このところ安尾さんはひっぱりだこです。





【お礼・NHK「視点・論点」柳生博氏出演の紹介をしたところ、お忙しい中にご覧いただき、大変感激しています。また身に余るお褒めや激励を賜り、厚くお礼を申し上げます。これからもどうぞご指導のほどお願いいたします。】
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“今までに経験したことのない大雨”の惨禍・・・荒尾海岸に打ち上げられた瓦礫

2012-07-15 | 荒尾海岸

 平成24年7月15日(日)

 熊本地方は気象台が初めて表現した「今までに経験したことのない大雨」に襲われ、死者22名、重体1名、行方不明8名(14日現在)等大きな被害をもたらしていることはテレビ、新聞の報道の通りです。有明海には阿蘇を源流とする氾濫した白川を初め大小の河川が流れ込んでいます。写真の通り、土砂崩れや河川の氾濫で流されてきた流木などの瓦礫が次々に海岸に漂着しています。

 一瞬にして家が倒壊し、犠牲になった方々もいます。心から冥福を祈ります。遺族のご心労はいかばかりでしょうか。

 足の踏み場もない瓦礫です。普段はここを漁業者の車両が沖合まで通っていく海の道です。

 この大木は長さが10米有余あります。途中でポッキリ折れています。

 普段はきれいな波打ち際は悲惨な状況です。撤去には相当な時間がかかることでしょう。

 今、秋の渡りの前で野鳥が少ないのは幸いです。

 

 プロパンガスボンベも2,3個見られました。昭和28(1953)年の6・26水害では熊本市内を流れる白川が大氾濫して死者・行方不明が500を超える大惨事となりました。この海岸へも多くの遺体が打ち上げられました。災害の恐ろしさを今更ながらかみしめています。

 荒尾海岸はオオソリハシシギを初め多くの渡り鳥たちの中継地となっています。そして広い荒尾干潟には野鳥たちが長い旅路を渡っていくための体力を養う多くのエサが豊かに生息しています。 

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祝!ラムサール条約登録

2012-07-06 | 荒尾海岸

 平成24年7月6日(金)時々

 荒尾干潟がラムサール条約に登録されたことはNHKの全国ニュースでも流れ、どんこのブログやメール、電話などへもたくさんの祝福の言葉をいただきました。大したお役にも立てていないのに過分なお言葉をいただいたことに改めてお礼を申し上げます。市役所で行われた晴れの登録報告会はテレビや新聞で見ていました。西日本新聞の紙面にはこんなに報道されていました。その一部を紹介します。(許可を得て掲載しています。)

 干満の差が著しい荒尾海岸です。

 干潮時の砂浜で早朝トレーニングする中学野球部の生徒たちです。雲仙普賢岳が雲海に浮かんでいます。

 このように波打ち際では渡り鳥たちが休息しています。数種類が鳥たちはいがみ合いやいさかいもなく休んでいます。

 飛び立っても安全だと分かると元に戻ってきます。

 潮が引きかかるとばらばらになってエサ取りを始めます。

 忘れてはならない荒尾海岸の夕日の美しさです。

 轍(わだち)の跡は海へ乗り入れる軽トラやテーラーのものです。沖合まで車両が行ける道を作ってあります。

 

 有明海は「豊穣の海」と呼ばれてきました。沖合ではアサリ採りが行われています。年々漁獲量が少なくなってはいますが、荒尾干潟は漁民の生活を支える貴重な資源でもあります。

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冬の探鳥記・・・荒尾海岸

2012-04-10 | 荒尾海岸
 平成24年4月10日(火)

 この冬はは鳥の数が少なかった荒尾海岸です。声はすれども姿が見えない干潟です。



 でも良く見るとチョロチョロ動く姿が見えます。シギ・チドリ類です。







 やがて夕暮れが訪れます。



 この前クロツラヘラサギがいた荒尾港です。クロツラヘラサギの姿は見えずユリカモメがいました。



 ヒドリガモと仲良く餌を採っています。



 越冬しているハマシギもいました。



 これはわが家近くのカササギです。



 こちらは庭の桜にやってきたヒヨドリです。



 1月のポストカードはこんなものを作っていました。【コメント欄はお休みです。】

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