酔漢庵【ゑゐどれあん】~エロケンの酔いどれ日記~

へっぽこプログラマーのつれづれなる日記です。

サイバーエージェントの子会社TMNがやろうとしていること

2009-04-21 21:49:20 | ブログあれこれ
サイバーエージェントではたらく広報担当のブログ TMN!!
ネット雑記 ~3年後のネットが見えるかも~ サイバーエージェントは著名人を自分のリソースだと思っているのだろうか

 これらの記事に書かれているTMNという会社がやろとうしていることは、ようするにブログ版のテレビショッピングですよね。この試みはうまくいかない気がします。

 テレビショッピングの番組を見ていると、ゲストで出ている芸能人が、作り笑顔なんじゃないかと思うぐらいの満面の笑みで商品をすすめていることがあります。そういうのを見ていると、商品だけでなく、商品をすすめているゲストの芸能人まで、なんだかうさん臭いなぁと感じてしまいます。

 TMNがやろうとしていることも、それと同じような状態になるんじゃないでしょうか。記事マッチの依頼で書いた記事がいくつもあるブログを見たときに読者の人はどう感じるでしょうか。記事マッチの依頼で書いた記事かどうかに関係なく、どの記事を見ても、何らかの宣伝がからんでるんじゃないかと覚めた目で見てしまうのではないでしょうか。

 ネット雑記の記事に書かれているように、記事マッチで書かれた記事には、「これは記事マッチの依頼で書いたものです」といった旨の断り書きが必要だと思います。ただ、そうなると、記事マッチの依頼で書いた記事をいくつも書いている芸能人の人気や信頼感が落ちてしまう、人気や信頼感のない人がすすめた商品が売れなくなる、結果的に、宣伝をしようとしているスポンサーの利益にならない、ということになりかねません。

 サイバーエージェントではたらく広報担当のブログ アメーバウイスキーには、「芸能人・有名人ブロガーの方が実際に商材を体験し、納得した上で、本人の言葉で紹介することが大前提なので、クライアントはその内容をコントロールすることは出来ません。」と書かれていますが、これもどうでしょう。

 宣伝であるからには記事を書く芸能人にテレビCMの出演料に相当するものが支払われるはずです。そうすると、芸能人の人が商材に対していい印象をもっていなくても、使ってよかったと嘘の記事を書くこともあるんじゃないでしょうか。もしもそいうった嘘の記事を書いてそれがばれた場合、記事を書いた芸能人も商品を提供したスポンサーも大きなイメージダウンになってしまいます。

 芸能人のような知名度がある人が書いたものかどうかに関係なく、ブログというのは個人と個人がコミュニケーションをするためのツールだと思います。個人と個人がミュニケーションをするためのブログの記事と、マスメディア的なCMは、相容れない部分があるのだと思います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿