●読んだ本
佐々木俊尚のネット未来地図レポート 2008.08.11 Vol.002 ケータイ小説マーケット - 佐々木俊尚 | ブクログのパブー
●本が書かれた当時の時代
内閣総理大臣 福田康夫( 内閣総理大臣の一覧 - Wikipedia )
NHKの朝ドラ 瞳( 歴代連続テレビ小説の一覧 - Wikipedia)
NHKの大河ドラマ 篤姫(歴代大河ドラマの一覧 - Wikipedia )
着うたの週間ランキング第一位 Spontania feat.JUJU「君のすべてに」(ケータイ Watchの着うた人気ランキング(8月11日~8月17日))
PC端末用Windowsの最新バージョン Windows VISTA
iPhone 日本で初めて発売されて1ヶ月
iPad 発売されていない
Android端末 発売されていない
ドコモの最新携帯端末 906系(FOMA)
●本の内容
ケータイのコミュニケーションが「多対多」化して、ケータイがソーシャルメディア化した。
それまで文字文化とほとんど関わっていなかった「地方の若者」というマスの集団が、 ネットを経由して一気に活字の世界に流れ込んできた。彼ら彼女らはそれを「小説である」とは意識しないまま、ケー タイ小説を読むようになった。
●感想
自分はケータイ小説が流行っていた頃から現在にいたるまで、ケータイ小説を読んだことはありません。そのため、ケータイ小説が、実際どういうものなのかはわかっていません。
それでも、ケータイ電話がソーシャルメディア化するまでは、地方の若者が文字文化と関わりがなかったという説明には違和感を感じます。
地方は都市部に比べて大きな本屋は少なかったかもしれませんが、新聞、雑誌、小説、漫画などは、ふつうに購入する事ができました。
インターネットの前に流行ったパソコン通信も、インターネットが商用利用されたあとのメーリングリストや掲示板なども、都市部か地方かに関係なく利用できました。
パソコン通信や、インターネットは、距離や時間を意識せずにコミュニケーションができるため、都市部か地方かというのは意味がない気がします。
ケータイ電話は新しい機器であり、パケット代が定額制になり、積極的に使っていたのが、ケータイ小説の作者や読者と同じ若者世代だった。ケータイのインターネットは、PCで利用される一般的なインターネットからは隔離されていて、ドコモのような通信事業者が構築した閉じたネットワークだった。
その結果、異なる世代や、ケータイ小説に興味のない人から邪魔されることなく、同世代の若者たちが内輪ネタのような小説で盛り上がっていたのではないかと思います。
魔法のiランドのケータイ小説ポータル「魔法の図書館」は、現在も、Android端末からアクセスすると閲覧することができます。
スマートフォンのインターネットは、PCで一般的に利用されている開かれたネットワークです。ケータイ電話やスマートフォンの普及が進んで、ざまざな世代の人が利用するようになりました。その結果、同世代の若者たちが閉じたネットワークのなかで内輪ネタのように盛り上がることができなくなって、以前のように話題にならなくなったのではないでしょうか。
今後、スマートフォンの普及が進んでいくと、ケータイ小説のストーリーや詠まれ方も変わっていくのだろうと思います。
佐々木俊尚のネット未来地図レポート 2008.08.11 Vol.002 ケータイ小説マーケット - 佐々木俊尚 | ブクログのパブー
●本が書かれた当時の時代
内閣総理大臣 福田康夫( 内閣総理大臣の一覧 - Wikipedia )
NHKの朝ドラ 瞳( 歴代連続テレビ小説の一覧 - Wikipedia)
NHKの大河ドラマ 篤姫(歴代大河ドラマの一覧 - Wikipedia )
着うたの週間ランキング第一位 Spontania feat.JUJU「君のすべてに」(ケータイ Watchの着うた人気ランキング(8月11日~8月17日))
PC端末用Windowsの最新バージョン Windows VISTA
iPhone 日本で初めて発売されて1ヶ月
iPad 発売されていない
Android端末 発売されていない
ドコモの最新携帯端末 906系(FOMA)
●本の内容
ケータイのコミュニケーションが「多対多」化して、ケータイがソーシャルメディア化した。
それまで文字文化とほとんど関わっていなかった「地方の若者」というマスの集団が、 ネットを経由して一気に活字の世界に流れ込んできた。彼ら彼女らはそれを「小説である」とは意識しないまま、ケー タイ小説を読むようになった。
●感想
自分はケータイ小説が流行っていた頃から現在にいたるまで、ケータイ小説を読んだことはありません。そのため、ケータイ小説が、実際どういうものなのかはわかっていません。
それでも、ケータイ電話がソーシャルメディア化するまでは、地方の若者が文字文化と関わりがなかったという説明には違和感を感じます。
地方は都市部に比べて大きな本屋は少なかったかもしれませんが、新聞、雑誌、小説、漫画などは、ふつうに購入する事ができました。
インターネットの前に流行ったパソコン通信も、インターネットが商用利用されたあとのメーリングリストや掲示板なども、都市部か地方かに関係なく利用できました。
パソコン通信や、インターネットは、距離や時間を意識せずにコミュニケーションができるため、都市部か地方かというのは意味がない気がします。
ケータイ電話は新しい機器であり、パケット代が定額制になり、積極的に使っていたのが、ケータイ小説の作者や読者と同じ若者世代だった。ケータイのインターネットは、PCで利用される一般的なインターネットからは隔離されていて、ドコモのような通信事業者が構築した閉じたネットワークだった。
その結果、異なる世代や、ケータイ小説に興味のない人から邪魔されることなく、同世代の若者たちが内輪ネタのような小説で盛り上がっていたのではないかと思います。
魔法のiランドのケータイ小説ポータル「魔法の図書館」は、現在も、Android端末からアクセスすると閲覧することができます。
スマートフォンのインターネットは、PCで一般的に利用されている開かれたネットワークです。ケータイ電話やスマートフォンの普及が進んで、ざまざな世代の人が利用するようになりました。その結果、同世代の若者たちが閉じたネットワークのなかで内輪ネタのように盛り上がることができなくなって、以前のように話題にならなくなったのではないでしょうか。
今後、スマートフォンの普及が進んでいくと、ケータイ小説のストーリーや詠まれ方も変わっていくのだろうと思います。
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