2006年9月16日の記事（「む」：昔の名前で出ています）

　今回は、2006年9月16日の「む」：昔の名前で出ていますの記事を振り返ってみたいと思います。

　この記事には、エロケンがいっている飲み屋の女の子は大体本名で源氏名を使っている人はまったくといっていいほどいないと書かれています。お店ごとに名前を変えている飲み屋の女性が、昔の名前でお店に出ているから昔のお客さんだった男性に探し当ててほしいと思っているそんな感じの歌だとも書かれています。

　この歌に限らず、昭和４０年代、５０年代の歌では、飲み屋の女性って、かつて仲がよかった男性のことを忘れられずにいるというふうに描かれていることが多いような気がします。なかにはドロドロしたものを感じさせる内容の歌もあります。

　そういった歌詞のほうが受けがいいからそうしているのかもしれません。ただ、そういった歌詞の歌が多いせいで、飲み屋に行かない人に飲み屋の女性ってこういう人ばかりなんだと思われるのはちょっと困ります。

　考えてみれば当たり前のことですが、飲み屋の女性であっても自分たちと変わらないふつうの人間なのです。こういう職種の人だからこういう性格の人ばかりなんだということにはなりません。少なくともエロケンがよくいく庶民的な飲み屋の女の子たちは結構さっぱりした性格の子が多いです。