本当に使えるウェブサイトのすごい仕組み」(日本経済新聞出版社/佐々木 俊尚(著))を読みました。
この本には、大勢の利用者に利用されているウェブサイトが28個取り上げられています。「はじめに」が総論で、本文が各論になっています。本文では28個のウェブサイトについてどういったか特徴があるのか1サイトずつ順番に説明されています。
「はじめに」では映画を例にあげて、情報が流れるメディアがマスメディアからソーシャルメディアに変わっていくと書かれています。今までは同じ情報が不特定多数の利用者に流れていたけれど、これからは、人と人がつながり、そうした人と人の関係が軸となって情報が流れていくようになるということです。
筆者の指摘はそのとおりだと思います。人間は社会的な動物なので、人間が作り出したものは自然とソーシャルメディアのように人と人がつながるな形になってくるのだと思います。その証拠にインターネットが一般に利用されはじめためたときから掲示板やメーリングリストのようにソーシャルメディアとよんでもいいようなサービスが存在しています
しかし、本文で紹介されている、Shufoo!、スマイティ、リビングスタイル、一休.com、ポイ探、マニュアルネット、などは人と人がつながって、人と人の関係が軸となって情報が流れていくというよりは、利用者の一人一人が自分にあったものを簡単に探しだせるようになっているメディアではないでしょうか。
そういう意味では、本文で紹介されているウェブサイトをすべてソーシャルメディアとしてひとくくりにするのは無理があるような気がします。しいて共通点をあげるとすれば、同じ情報を不特定多数の利用者に送りつけるマスメディアとは正反対のメディア、個人個人の趣味嗜好にあわせてフィルタリングしたり、マッチングしたりして、個人が求めている情報を簡単に探し出せるメディアということになるでしょう。そのために有効な手段の一つがソーシャルメディアということなのだと思います。
読んでいて疑問に感じたのはそれぐらいです。本文で紹介されているサービスで実際に利用したことがあったのはニコニコ動画だけでした。その他のサービスについては、こんなサービスがあるのか、こんな工夫をしているのか、と感心しながら読み進めていきました。
本書で紹介されているサービスで実際に使ってみたいと思ったのは「本が好き」です。ただ、本文でみかん星人さんの意見として書かれている、書き手の姿や、視線、価値観が見える書評、あの人が褒めるのだから大丈夫、面白い、楽しいと感じさせる書評を書く自信はまったくありません。そういった内容の書評が期待されているのであれば自分にはハードルが高すぎて無理です。
感想文程度の書評からはじまって、みかん星人さんがおっしゃっているような書評が書けるようになるまで、無理をせずに自然に少しずつステップすることができるようなしくみが書評のサービスの1機能としてあってもいいのかなという気もしました。
この本には、大勢の利用者に利用されているウェブサイトが28個取り上げられています。「はじめに」が総論で、本文が各論になっています。本文では28個のウェブサイトについてどういったか特徴があるのか1サイトずつ順番に説明されています。
「はじめに」では映画を例にあげて、情報が流れるメディアがマスメディアからソーシャルメディアに変わっていくと書かれています。今までは同じ情報が不特定多数の利用者に流れていたけれど、これからは、人と人がつながり、そうした人と人の関係が軸となって情報が流れていくようになるということです。
筆者の指摘はそのとおりだと思います。人間は社会的な動物なので、人間が作り出したものは自然とソーシャルメディアのように人と人がつながるな形になってくるのだと思います。その証拠にインターネットが一般に利用されはじめためたときから掲示板やメーリングリストのようにソーシャルメディアとよんでもいいようなサービスが存在しています
しかし、本文で紹介されている、Shufoo!、スマイティ、リビングスタイル、一休.com、ポイ探、マニュアルネット、などは人と人がつながって、人と人の関係が軸となって情報が流れていくというよりは、利用者の一人一人が自分にあったものを簡単に探しだせるようになっているメディアではないでしょうか。
そういう意味では、本文で紹介されているウェブサイトをすべてソーシャルメディアとしてひとくくりにするのは無理があるような気がします。しいて共通点をあげるとすれば、同じ情報を不特定多数の利用者に送りつけるマスメディアとは正反対のメディア、個人個人の趣味嗜好にあわせてフィルタリングしたり、マッチングしたりして、個人が求めている情報を簡単に探し出せるメディアということになるでしょう。そのために有効な手段の一つがソーシャルメディアということなのだと思います。
読んでいて疑問に感じたのはそれぐらいです。本文で紹介されているサービスで実際に利用したことがあったのはニコニコ動画だけでした。その他のサービスについては、こんなサービスがあるのか、こんな工夫をしているのか、と感心しながら読み進めていきました。
本書で紹介されているサービスで実際に使ってみたいと思ったのは「本が好き」です。ただ、本文でみかん星人さんの意見として書かれている、書き手の姿や、視線、価値観が見える書評、あの人が褒めるのだから大丈夫、面白い、楽しいと感じさせる書評を書く自信はまったくありません。そういった内容の書評が期待されているのであれば自分にはハードルが高すぎて無理です。
感想文程度の書評からはじまって、みかん星人さんがおっしゃっているような書評が書けるようになるまで、無理をせずに自然に少しずつステップすることができるようなしくみが書評のサービスの1機能としてあってもいいのかなという気もしました。