酔漢庵【ゑゐどれあん】~エロケンの酔いどれ日記~

へっぽこプログラマーのつれづれなる日記です。

ガラスの靴(総まとめ(2) )

2005-07-30 14:18:33 | 韓国の映画・ドラマ
テヒ
父親が亡くなって妹と離れ離れになったあとで、身寄りが誰もいなくなったとはいえ、二、三日いっしょにいただけのチャン・ジェヒョクに空港で結婚を申し込んだときは驚いた。そんなに簡単に決めちゃっていいのか。

会長が事故で息を引き取るまでは、テヒとイ・ソヌが仲がいいのか悪いのかわかりにくくて微妙な感じだった。

でも、チャン・ジェヒョクの素性を知ってからは、イ・ソヌに対してあからさまに冷たい態度をとっていたから、腹をたててるんだな、ってわかりやすかった。

冷たい態度をとりながらもイ・ソヌが会長室から出ていったあとで後悔したり、病院にイ・ソヌの様子を見に行ってチョルンが介護している様子を見てあまりのひどさに顔を出せずに帰ってきたり、強そうに見えても本当はそうじゃないってところがちゃんと描かれていたのがよかった。

イ・ソヌが本物の妹だということがわかると、すぐ近くにいたのにまったく気づかなかったばかりか、冷たい態度をとったことに心を痛めてしまう。

そして、それまで冷たい態度をとっていたのに、手のひらをかえしたようにイ・ソヌに姉として接して、骨髄の検査をして手術の手配までしてしまう。

イ・ソヌが本当の妹とは知らないままにテヒが骨髄検査を受けて、骨髄が一致することがわかって、実は……、って展開になるのかなと思ってたけど、予想ははずれてしまった。


振子

2005-07-30 00:19:50 | 読書
O.ヘンリ「振子」を読んで

失ったり、失いそうになったりしてはじめて、相手への思いに気づくことがある。

ジョン・パーキンズも妻ケティへの想いをそんな感じで思い知らされて、今までのケティへの仕打ちを後悔して、遊び仲間と手を切ることまで考える。

ただ、残念なことにケティが帰ってくるのが早すぎた。置き手紙を残したその日の夜に帰ってきちゃってるからな。

帰ってきたケティの顔を見て安心したジョンは、八時十五分になるといつものようにマックロスキーのところに遊びに行こうとしてしまう。

ケティが一週間ぐらいたってから帰っていたら、ジョンもいつものように遊びには行こうとは思わなかったんじゃないかな。