酔漢庵【ゑゐどれあん】~エロケンの酔いどれ日記~

へっぽこプログラマーのつれづれなる日記です。

「猟奇的な彼女」を歌に例えると

2005-04-18 14:23:34 | 韓国の映画・ドラマ
「愛しさと切なさと心強さと」
「あやまちは恐れずに進むあなたを」
「偶然でも会えなくて」

篠原涼子の「愛しさと切なさと心強さと」という曲の歌詞の一節です。
この歌の歌詞と映画「猟奇的な彼女」に共通点のあることに最近気づきました。
もちろん、「愛しさと切なさと心強さと」の方が先に発表されているので、たまたま似たような歌詞になったのだと思います。

この歌詞の内容は、女性が男性に対して抱いている想いだと思うので、男女の立場が逆になってるとは思いますが、歌詞の内容は、まさに「猟奇的な彼女」そのものだと思います。

ただ、よくよく考えてみると、「愛しさと切なさと心強さと」の歌詞は、「猟奇的な彼女」の彼女が彼に対して抱いている想いを表しているような気がします。

彼女が川をはさんで向かいの峰の上にいる彼に向かって、涙ながらに本心を打ち明けたこと

約束の日の1年後に約束の木の下に来た彼女が、木の下に座っていた、おじさんに「会える運命なら偶然にでも会える」と言ったこと

約束の木の下で彼に会えなかったので、電話をかけて「この番号は現在使われておりません」という音声が流れるのを聞いて、涙を流したこと

そして、すれちがいがあったり偶然だったりするけれど、それらのすべてを彼が受け止めてこたえていることを考えると、「愛しさと切なさと心強さと」の歌詞は「猟奇的な彼女」の彼女が彼に対して抱いている想いを表しているような気がします。