酔漢庵【ゑゐどれあん】~エロケンの酔いどれ日記~

へっぽこプログラマーのつれづれなる日記です。

内田康夫「中央構造帯」

2005-04-06 12:08:20 | 読書
内田康夫の「中央構造帯」を読み始めました。結構分厚い本です。

「鐘」、「箱庭」、「蜃気楼」、「不知火海」と作品のタイトルの文字数が1文字づつ増えているシリーズ(?)の五文字のタイトルの作品です。

やたらと長いプロローグ、そして、序盤で話が二転、三転してます。まだ4分の1ぐらいしか読んでませんが、平将門伝説が絡んでて、なおかつ、銀行を舞台にした社会派ミステリーのような感じです。

なんか、浅見光彦ものを読んでるはずなのに、清水一行の企業小説を読んでるような気分になってきます。

ちなみに、平将門ってきくと「帝都物語」を思い出してしまいます。もっとも原作は読んだことがなくて、映画でしか見たことないです。

「中央構造帯」読み終わったら、古本屋で「帝都物語」でも探してこようかな。