来年度の日程が発表されたが、JRAが向かって行く道筋は想定通りだし、特になんということはないが、重賞レースの賞金やグレードについては、云いたいことは山ほどある。
競馬はクラシック、いわんやダービーがあるから、その存在意義があると云っても過言ではないだろう。 一国の宰相より…云々を始め、ダービーはそのすべての象徴である。 ならば、ダービーを目指す道程こそが、競馬の面白さの縮図と云ってもいい。
競馬ファン百人に聞きました。 デイリー杯2才S、京王杯2才Sと、東京スポーツ杯2才Sは、どちらがクラシックに重要なレースでしょうか? 朝日杯FSとラジオNIKKEI杯2才Sは、どちらがクラシック(ダービー)に重要なレースでしょうか?
2010年の日程によると、相変わらずデイリーと京王はG2で、3800万円。 東スポ杯はG3で3200万円。 大体がデイリーより東スポの方が、発行部数は遥かに多いぞ! ま、それはともかく、今週の東スポ杯が、すでに行われた前記2つのレースよりは注目度が高いことは間違いない。 そしてそれは毎年のこと。
さらに脳天かち割りなのは、朝日杯とラジオN杯の賞金格差が益々広がっていることだ。 JRAとしてはG1レースの威厳とか考えているのかもしれないが、そもそも朝日がG1で、ラジオNがG3という設定自体が、競馬に関わるすべての人の現状に即してないのである。
来年は朝日杯が7000万円で、ラジオN杯は3200万円。 これってJRAが競馬を愛してないとしか思いようがないね。 そんならダービーを1600mでやるのかい?と聞きたいもんだ。
まだ頭数(有力馬の)も揃ってない時期のデイリー杯とかが3800万で、クラシックへの直接対決第一ラウンドともいえる年末のラジオN杯が3200万だよ。 何より夢がないね。 夢の描けない業界は衰退する…筈だ。
前から云っていることではあるけど、とにかく朝日杯とラジオN杯の賞金差がドンドン広がって行く改悪は、何としても許せないのだ。 JRAに馬を見る目がないのだとしたら、これは不幸なことと云わざるを得ない。
私のPO馬は、ここ2年連続で阪神JFを勝っているが、賞金は6000万だった。 こちらも来年は6500万に改定されている。
5重勝馬券の新設とかの前に、馬を、レースを見極める目を養っておくれ。 お願いだから。 今日は怒ってます。
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