今日のドン言

私の競馬ファイル。POGをはじめ競馬に関することを違和感感知カメラでとらえた世界です。他に社会問題、スポーツ、芸能etc

TTG伝説よ永遠に!

2008-09-09 | 競馬

 先日、某大手中古店 (こういえば普通B・Oだよな) で、TTG伝説というビデオVHSをみつけて、買ってしまった。 1992年に制作販売されたもので、定価4900円也。 勿論今さらVHSなので、値札は350円でありんした。 約1時間の中で、TTGの激戦、熱闘の模様が繰り広げられるわけだ。 案内役というか、杉本清と大坪元雄が対談のような進行をするのだが、少々このあたりが緩い作りだね。 でもTTGが走ったのは (3頭揃って) 1976と1977年である。 だから15年後に制作されたわけで、それ自体凄いことのように思う。 そしてさらに16年後に私は見たわけだ。 期待が大きかったので、ビデオの内容は65点って感じだけど、酒を飲みながら見ると、涙腺緩んでくるね。 とにかくこの3頭それぞれが、孤高の存在であったことは充分伝わってくる (変な表現だけど) 
 強さだけでいえば、シンザン、タケシバオー、シンボリルドルフ、ディープインパクトなど、様々な時代に、英雄はいたけど、ちょっとウェッティーなストーリーとして、このTTG伝説は格別なものと思う。 3頭ともそれぞれレコードが発売され、テンポイントの悲劇、闘病については、新聞が連日大きく取り上げて、それはスポーツ新聞だけでなく、一般紙三大紙までが、負けじと書き続けたのだ。 それだけ読者の関心が高いという判断だったのだろう。 
 素晴らしい能力を持った上に、日本的なノスタルジーを背景にかかえ、TTGの時代はやはり競馬史の中でも、特別に浮き上がって見える。 そしてそれはセピア色のフィルターがかけられ、今も心の中にそっとしまい込んであるのだ。

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