たかが優勝賞金3200万のレースだが、来年のクラシックを占うメンバーが集結して、大注目の一戦である。まずポルトフィーノ。2才戦開幕を圧勝で飾り、ブランド馬として来年へ大きく踏み出した。ここは3ケ月振りで全幅の信頼は置けないが、Aテンカが死亡した今、スターホース候補として期待は大きい。ある意味それ以上の注目を浴びているのがサブジェクト。デビュー戦の直線一気は異次元の脚で、あのDインパクトに迫るものがあった。もしここを勝てば、ローテも王道となり、クラシックの軸となるだろう。レディービスティーは初戦で評判のスパークキャンドルを負かし名を上げた。母方カーネギーは気になるが、それは来年の心配として、スパークを競り落とした勝負運は軽視できない。2戦目の中山で一変したネオスピリッツ。内容・時計共に重賞級のもので、筋の通った母系からも一発の魅力は充分だ。ヤマカツオーキッドは3戦目で好タイム勝ちの後、コスモスで連勝と勢いはある。ただこれまでの上がりの脚からして、例えスロー で逃げても、このメンバーでは苦戦と思う。クローバー賞の勝ちっぷりが良かったウィントリガー。ポスターバリューのあるポルトやサブジェクトが1戦のキャリアだけに、完成度では一歩先んじているか。すでにデビューした馬の中で、キラリと光る馬が揃った札幌2才S。これを見ずして来年を語る事なかれ。
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