今日のドン言

私の競馬ファイル。POGをはじめ競馬に関することを違和感感知カメラでとらえた世界です。他に社会問題、スポーツ、芸能etc

質実剛健な春天、福永・和田竜・戸崎…坂井。

2021-05-03 | 競馬

天皇賞・春は予想以上にタフなレースになった。時計は速くても軽い感じではなくて、質実剛健な形で終始したと思う。結果、菊花賞馬ワールドプレミアの勝利。スタートはひと息だったが、うまくリズムを乱さずに追走。前にルメのアリストがいたこともあり、福永としても慌てず騒がずのレース。最後はスタミナを誇示するように抜けた。菊花賞馬→天皇賞春馬。古典であり真実でもあるね。 ディープボンドは和田竜の闘志というか、積極的な姿勢が目立った。一旦手応えが悪くなっても再度フットワークを伸ばしての2着。阪大圧勝の勢いで乗り切った感じか。 カレンブーケドールはあえてディアスティマに鈴を付けに行った。戸崎としても早目先頭で押し切れる手応えだったのだろう。正味のレースをし過ぎての3着ともいえるが、この馬の愛らしさ故の3着とも…。アリストテレスはちょうど切れ目で恵まれた前半。それからすると後半の伸び脚は物足りないが、気持ちを維持する面に少々難点があるのかも。今にして思えば、菊花賞はすべてが最高のレースだったね。 ディアスティマはなんと直前乗り替りという悲劇。ほぼ北村友が育てた馬だから痛かった。坂井はリーティング50位とかだよね。単に実績なら、浜中、幸がいたし、積極策の馬だから団野でも面白かったか。まあ厩舎とオーナーが決めることだから仕方ない。団野も乗りたかったろうな。坂井とは仲いいけど(笑)。でも条件上りでのGⅠ挑戦。この馬のポテンシャルは垣間見えた。あんなに早くカレンに交わされた割には、直線もずっと頑張っていた。ジャコマルはドン尻だからね。高野師が「この馬はGⅠを勝たせなければ」と珍しく強気に語っていたが、まだチャレンジは始まったばかり、黒い稲妻ディアスティマ。いつの日か…。
さてNHKマイルC。そこそこメンバー揃った感じかな。バスラットの前走をみたら、逃げ実績のあるビクシーナイト、ルークズネストあたりもタイマン張るとは思えない。スンナリとハナ切れそうだな。藤岡佑は春天ユーキャンの消極的な騎乗の仕返しとばかり、ガンガン行けばいい。その春天同様に、ここも有力馬は比較的前でレースができるね。まあ穴なら追い込みの台頭ということになるが、アナザーリリック、ヴェイルネビュラ、リッケンバッカー、ロードマックスあたりかな。ちょいと物足りないか。
そして京都新聞杯。毎年いわれるプリンシパルとの兼登録。今年は7頭かな。京新は13-14頭立てになりそうだね。ディープモンスターは武ちゃんに戻るのかな。ダービーの出走は叶いそうだけど、ここを使うなら恥ずかしいレースはできないね。実績では抜けている。ルペルカーリアは正真正銘の1勝馬だから、基本勝たないとね。福永は天皇賞勝ってしまい、むしろ頭は買いにくくなった気もするが。 レッドジェネシスは逆に川田がひと息ついたので、ここは全力勝負が望まれる。前走の勝ち方はハンパなかったので、私もかなり期待している。敵はディープでもルペルでもなく、中京コースかもしれぬ。
競輪のダービーも明日から始まる。今週は早いぞ(笑)。天気が不安定なのがチョイと気になるが、競馬ファンで良かった季節である。

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