菊花賞・終ってみれば史上に残る大接戦!

菊花賞。展開がね、アイトーンは行くつもりだったが、ダッシュが甘くて、テッコンは気持ち遅れたな。ジェネラーレは田辺だから、迷うことなく行ったわけだ。ただこの並びで予想より大幅にスローになった。この時点で「どうなるんだろう」というモヤッとした感じはあった。そしてミルコの追い上げになる。馬を外へ出してのことだから、意図したものと思う。これの良し悪しはあるだろうけど、このレースに賭けるミルコの気持ちは伝わった。フィエールマンは常識外れの馬だね。ルメールはさすがの騎乗で、好位勢の直後をソツなく回る。三分三厘からエタリ、ブラストが一気に外を回したのに対して、距離ロスなく中を通す。エタリが早目に先頭に立ったことで、うまく目標にできたね。たった3戦のキャリア、千八しか走ってない、休養明け。これで勝つとはね。ただ石橋が乗ってたら勝っただろうか。あのミルコの気迫をみたら、多分勝ってないだろうな。やはり石橋とルメールの差は大きかったと思う。ミルコ無念だね。でもレースを見れば、エタリオウを本命にした人は正解なんだよな。私も(笑)。おそるべしルメ。あとブラストワンピースはスローであの位置は、たしかに不利ではあった。ただ距離もどうかな。昨日も云ったように、そのあたりが私がブラストを単穴に留めた理由でもある。やっぱり二千前後が向いていて、二四は許容範囲という感じじゃないかな。　何にしても意外な展開で、途中まで見せ場少なかったが、直線は力の入る熱戦となり、ゴールでは史上に残る大接戦となった。時代遅れの三千G1。やっぱり趣はあるよなァ。
　さて天皇賞。いやァー、どの馬からも狙える感じだね。顔ぶれからはスローになりそうだな。位置取りとコース取りで明暗が分かれるか。　土曜のアルテミスは華やかなメンバーになりそう。正直G3超えてる感。どうやらミリオンドリームズが出走するようで、結局武はミリオンに乗って、シェーングランツは北村宏になった。ミルコ&ルメはスワンSで京都。ならばここはモレイラが…。ただ肝心のミディオーサが中間今ひとつのようにも見える。それこそ「マジック」が必要なのだよ。