昨日のTCK女王盃。 クリスチャンは必死のレースだったけど、やはり兄に一日の長という印象だね。 勿論馬の個体能力もラヴェリータの方が上なのかもしれないが、良くも悪くも弟の若さが目に付いた。 とはいえまだ18才。 日本人のレベルでは相当上と云わざるを得ない。
先日の川崎記念を取り消したテスタマッタが、急遽20日のフェブラリーSへ出走する模様。 ノーザンFしがらきへ行ったし、普通なら考えられないスケジュール。 どうもダート界の大物が次々にフェブラリー回避という事態に、それならとホコ先を向けてきた雰囲気。 川崎記念も出ていればフリオーソの対抗馬という形だったし、まあ能力的には通用するのだろうが。
そしてそのダート界で活躍したサクセスブロッケンが引退する。 先日の根岸Sの内容が悪すぎたし、関係者も今後に自信をなくしたのだろう。 彼で一番覚えているのは、ダート4連勝で挑んだ日本ダービー。 私は1000%惨敗すると思っていたが、案外人気になったんだよね。 誰が乗ったんだっけ? 横山典だったかなァ。 結果は云うまでもなく、というか予想以上のシンガリ負けだった。
彼にとって一番のレースは、折りしも一昨年のフェブラリーS。 私はカジノドライヴの走りに注目していたが、カネヒキリ、エスポワールシチーなども含め、まとめてサクセスが撃破しての戴冠。 あれはほんと強かった。 彼にやや欠けていた負けじ魂というか、スピリットを感じた一戦だった。 結構語り継ぎたくなるレースだったように思う。
今後は誘導馬とか。 とにかく異端の雰囲気を漂わせる一方の雄という存在だったね。 お疲れ様でした。