5月2日墓参りに行ってきた。
以前店にあったノートにどん様の墓参りのこと書いたような
気もするし、もしかしたらここでも話したかもしれないので
ダブルかもしれないが、墓参りのこと書いてみようと思う。
どん様は1年に4回墓参りに行く。
1月2日、春分の日、5月2日、秋分の日の4回である。
増田家では大昔から春と秋のお彼岸には親戚中が集まって
墓参りに行くしきたりである。それは今でも続いているようだ。
ただ、今どん様は勘当の身なので、ここ14年ほどはどん様一人
で墓参りに行っている。
そして1月2日はどん様の産みの母親の命日、
5月2日はどん様の誕生日である。
母の命日に墓参りに行くのは分かるとして、
何故自分の誕生日に墓参りに行くのか?
それにはこんな事情が・・・
どん様の産みの母は父と知り合ったときとても病弱で
既に余命何年という状態だったらしい。
特に父方の周りは結婚に大反対だったようだが、
取りあえずはそれを押し切って結婚してしまった父に感謝する。
そんな状況の中でどん様のご生誕となるわけだが、
母はといえば何年かは何とか頑張ったものの、
どん様が4歳のとき遂に珠のように可愛いどん様を残して
神の御許へ召されていった。
どん様は部屋に棺が置いてあったこと以外母のことは何も
覚えていないし、直接的には何も知らない。
がしかし、余命何年と言われていた人間が結婚を決意し、
当然あったであろう自分の命の危険をも顧みず出産に踏切り、
そしてまだ幼い我が子と察して余りある多大な未練とをこの世に
残して息を引き取っていく一人の人間のことを思うとき、
涙を抑えることはできない。
ましてやそれが自分の母親ともなれば尚更のことであるし、
よくそこまでして私を生んでくれたとただただ感謝するしかない。
どん様が自分の誕生日に墓参りに行くのは、
母に感謝するためであり、日頃の近況報告をするためである。
どん様にはもう一人いくら感謝しても感謝しきれない母がいる。
9歳のときからどん様を育ててくれた母である。
だが親孝行はおろか、心配ばかりかけているのが心苦しい。
いずれにしろ、自分の誕生日には人から祝ってもらうのもいいが、
自分が生まれた頃の親の苦労を考えてみるのもいいかもしれない。
こちらこそ来ていただいてどうも有り難うございました。
気に入っていただけたようなので、どん様も嬉しく思います。
もし宜しかったら大阪の方たちにも宣伝お願いいたします。
HP,ブログ見てくださって、それも感謝いたします。
またいつかお会いできる日を楽しみにしております。
本当にいろいろと有難うございました。
では。