DOKKENBARへようこそ

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オレオレ・・・

2004-11-17 20:38:44 | 自分の話
昼の12時ちょっと前、どん様にとってはまだ真夜中だ。

(ルルルルルル~~ン)
どん:(眠そうな声で)はい、増田でございます。
相手:・・・・・
どん:?? もしもし、増田ですが・・・
相手:もしもし・・・父さん?
どん:増田ですが・・・
相手:もしもし、息子の声忘れちゃったの?
どん:あ~、れいく? どうしたん?
    (忘れちゃいないが何となくいつもの電話パターンと違う)
相手:あのさ~、ちょっと相談があるんだけど・・・
どん:〇ん (〇は'あ'と'う'の中間)
    (金なら無いぞ)
相手:実はさ~、半年くらい前のことなんだけどさ~
    友達のお母さんが急に倒れちゃってね、
    そんなに余裕のある家じゃないんで、
    町金から金借りたらしいんだ・・・
どん:〇ん、そんで?
    (ほんとの息子なら、俺の膨大な借金知ってんだろうが?)
相手:それで取り立てにあってるらしくて困ってるらしいんだ。
どん:そんでどうすればいいの・・・
相手:ちょっと金貸してほしいんだけど・・・
どん:一体いくら要るん?
相手:200万。
どん:200万か~  いいけど・・・
相手:ほんと! 、助かるよ  
    それじゃ振り込んでほしいんだけど・・・
    友達の口座なんだけど、言うからメモってくれる・・・
どん:〇ん
相手:なんちゃらかんちゃら
    メモった?
どん:〇ん
相手:念のため繰り返してくれる?
どん:あ~、書くの忘れちゃった・・・
    ところでさ~、俺も借金が1000万超えちゃってさ~
    悪いけど、差し引き800万振り込んでくれないかな~
相手:・・・・・・・・・・
どん:あのね~、お金はこつこつと働いて手に入れるもんだよ。
    どうもいろいろ楽しい話し有りがとね。
(こちらからガチャン)

電話を切った後で、相手に対して怒りより、
そんな人間になってしまって可哀想というか、哀れというか、
惨めというか・・・   
そんな気持ちになってしまいました。

ちゃんと働いてないどん様の言う言葉じゃなかったか・・・

それともっと質問してからかってやればよかったなと思った。
"お前、急に日本語うまくなったな"とか・・・

いずれにせよ、みんな振り込まなくていいから、店に来てちょうだい。
あっ、振り込んでくれてもいいよ・・・

というかもう手遅れ・・・

♪♪おひまな~ら~ 来てよね~ わたしさみし~の~♪♪