ドジ男の自転車旅行

自転車の旅を写真付きで書きます。

第12日 ピンウールィン

2019-03-02 22:00:27 | Myanmar ミャンマー
2019年1月29日(火) 晴れ  32,061歩

ピンウールィンバスターミナルー宿ーヒロミカフェーヒロミインー宿

宿:Golden Dream Hotel ツイン部屋5USドル×2

ヤンゴンを夜に出発したVIPバスはピンウールィンの中心部を通り過ぎて朝7時20分にバスターミナルに到着しました。
長距離バスはエアコンが効き過ぎて寒い事を覚悟してダウンを着ていましたが、朝方の気温は低いのでバスの運転席の上の表示を見ていると車内より外気温の方が低く、10℃と表示されていました。バスターミナルから目的とする宿まで3~4Kmありそうです。


バイクタクシーで体を冷やすより、ゆっくり歩く方が良い気がしたのでトボトボ歩きました。山脇氏はどんどん進むけど、下痢していたから元気いっぱい歩けなかった。


8時40分にゴールデンドリームホテルに着きました。ツインで12ドルの部屋と10ドルの部屋があり、シャワー・トイレ共用の5ドル/人の部屋にチェックインしました。


ピンウールィンはマンダレーの67Km東にある標高1070mの高台にある英国人が植民地時代に避暑地として住んでいた町です。2017年11月に放映された「こんなところに日本人」の番組で紫吹淳が出会った片桐さんが住んでおられます。旅友の山脇氏は昨年マンダレーから列車でここに来て片桐さんと会ってその後も連絡を取り合う仲でした。
兎に角、下痢を治したいので会って良い薬を紹介して頂くのが先決!宿の近くでレンタサイクルを借りて片桐さんが居る「ヒロミカフェ」まで走りました。




症状を説明して薬を何処で買えば良いのか教えて欲しいとお願いすると、1回飲めばピタッと治る、強力な下痢止め薬を持っているら今すぐ飲みなさいと錠剤を2回分頂きました。(2回目は多分必要無いはずだと言われました。)


強い薬は胃に悪いから、遅効性の薬を買っておこうと車で薬局まで案内して頂き購入することが出来ました。病気の時は日本語で100%意思疎通が出来る日本人が居るのは心強いです。この薬は食後小さいスプーンに1杯飲むとよいらしい。太田胃散とカレーの匂いがしました。


片桐さんの説明ではミャンマーの山は薬草の宝庫だそうです。日本の薬屋が中国で買う漢方薬は最近偽物が多く、中国産は信用出来ないのでミャンマーの山へ採集或いは購入に薬品会社の人が来るようになったそうです。
アブに刺されて手が腫れ上がった時、ミャンマー人の奥様がニンニクで治して30分で腫れが引いたことがあったとか。ミャンマーではそんな事はお婆さんの知恵として皆知っていると奥様に言われたそうです。

下痢は昼過ぎには止まりましたが、昼食を食べるのが怖かったのでマーケットを散策して小さいミカンを買いそっと食べてみました。


マーケットには野菜・果物が豊富にありました。






この街には19世紀にロンドンで使われていたデザインの馬車が観光用に使われています。


夕食は片桐さんがお腹に優しい日本食を食べようと誘って頂きました。朝10時に飲んだ特効薬が夕方には効いたらしく、食欲が出てきました。
親子丼と味噌汁を食べました。




注文していないフルーツが来ました。スイカとパパイヤです。


この店のオーナーはミャンマー人ですが早稲田大に留学していた事があり、片桐さんが良く利用するので仲が良いのだそうです。


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