心筋シンチの撮影機械に入っています。
IRの検査っていうんですかねえ。
体の中に入っている放射線物質の
流れを測定することで、
心臓の心筋の状態がわかるっていう検査です。
放射線物質を投入したことで、
早く走れる8マンになったり、
10万馬力から100マン馬力になる
鉄腕アトムのように
強くなるわけではないのです。
撮影にはまた別の苦労が必要です。
体の堅いdoironが微妙な力加減で
ばんざいした状態で機械の中に
入って動いてはいけないのです。
もう国会議員になって万歳するのも嫌ですから、
立候補はしないでおきましょう。
それにしても微妙です。
これ以上力を入れてもいけないし、
抜いたらひじが広がるので、
自分なりに調整がとても大変でした。
心筋の写真なんですが、
もう胸がどきどきしていて
変な写真にならんやろうかと
そんな心配までしてしまうから
なんかへんな変な領域に
迷い込んだ感じです。
目の前の自分を覆うような機械が
自分をまわりをぐるりんと回ってゆきます。
肩が痛いのですが、
一つの形でじっとしていると、
目のまえに睡魔の天子も
舞い降りてくるという
もう童話の世界に入っていくなあ
と思った頃、ピピッと音が鳴り、
ばんざいの状況の撮影は終わりです。
よかったあ、正気の世界に
戻ってくることができました。
あと10分続いていたら、
僕の背中に小さな羽根が
生えていたかもしれません。
手を下ろしてそこから
3分間の撮影がまた続きます。
それにしても、CTスキャンのように、
大きく自分を覆うこんな機械って
高いんやろなあ。
doironの知識では、
今自分のまわりを覆う機械が
何をどうしているのか
さっぱりわかりません。
全く福山君のガリレオ状態です。
まあとにかく結果が、
以前同様に問題なしとなることを
祈りつつ、機械による撮影は終わりました。
これで朝のシンチ検査は終わりです。
でもこの日はもう一つ検査があります。
心エコーの撮影です。
腕にこうして注射用の器具を付けたまま
一階から二階に移動してゆきます。
予約時間の設定はよくできていて、
すぐにエコー撮影が始まります。
壁に向かって横に寝ると、
背後にいた女性の検査技師から
腕が伸びてきて胸の周りを
ごしごしされます。
これまたなんか官能的ですねえ。
時おり機械から自分の心臓の音が
ドキドキと聞こえてきます。
いやあ、もうなんかあなたの初恋は
こんな感じだったですかと
観察されているようです。
でもあのエコーって
何を測っているんでしょうねえ。
これもよくわかりません。
またガリレオです。
顔まで福山くんに似てきます。
え、そんなことはない?
すみませんでした。
しかし大金をかけて検査していますので、
なんか検査の理由(わけ)を
知りたいのですが、
それを見て医者は
「はい大丈夫」といわれて
それで終わりなんですよねえ。
それはそれでいいんですが、
なんかもうちょっとねえ、
あなたの初恋はどうでしたか?
とか
ちゃんと胸をどきどきさせて
暮らしてますかとか
聞いてほしいですねえ。
とまあそんな感じで
心臓のエコーも終わりました。
午後のシンチの後半に向けて
食事に行きます。
病院の食堂で味噌カツ定食を
いただきました。
まあこの時も驚くような事件が
あったのですが、それも書きだすと
ぐちゃぐちゃになりそうなんで、
また別の機会があれば書きます。
そして午後のシンチ検査も、
またまたばんざいのまま
あれこれ指図され、
機械に入ってゆきます。
それにしてもしんどい検査でした。
ようやく終わって、
今日の検査は終わりです。
この結果について、診察は来週です。
色々あった検査でしたが、診察は
「はい。何事もなかったです」
と簡単に終わることを期待しています。
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