貝塚の「善兵衛ランド」に来ています。
ここには600mmの反射望遠鏡があり、
江戸時代に望遠鏡を作った岩橋善兵衛の
記念館にもなっています。
ここを訪れた時に庭の手入れを
していた男の人に、それじゃこちらにと
案内されて、いろいろと解説しながら
案内をしてくれます。
一階の特殊なディスプレイのところで、
パソコンの画面の前に立ち、
色々とやってくれました。
「これがねえ、今の地球の姿やで。
白い雲が写ってるやろ」と
見せてくれました。
「これではねえ星空も見えるんやで。
星座の説明がこれ」なんて言いながら、
自慢げに楽しそうにいらいまくっています。
「ほかにもいろいろできるので、
あとで触ってみてください」
さあ、では階段を上がって、
天体望遠鏡の方に行きましょう。
「え~これが600mmの反射望遠鏡です。
大阪で一番大きいですね。」
堺市にも同じ大きさの望遠鏡があるのですが、
まあここは黙って聞いておきます。
「反射望遠鏡なんで、雨の日には使えませんね。
それでねえ、普段は望遠鏡の先に高性能の
黒いふたがついておりこれで守っています。
では、これを開けましょう。
じつはねえ、そこのコーナンで色々買って
私らが作ったふたなんです。えへへ」
とうれしそうです。
では屋根を開けて、先ずは太陽を見てみましょう。
フィルター越しに見ますよ。
といいつつ、周りの機械をいじっています。
すると、ウイーンと動き始めます。
何を見るか指定するだけで、
その位置に合わせて動くのです。
「これはねえ、自動で星の動きに合わせて
静かに動いています。
前ねえ、電気を切るのを忘れていたら、
夕方えらい方を向いていたので
驚いたことがあります」
はいそれでは、太陽にあいましたので、
「今からこれをのぞいてもらいますが、
ちょっとのぞく位置が高いので
高性能の足場に立ってもらいます。
コーナンの脚立です。うへへ」
望遠鏡のメーカーとか、
屋根の生産者とかのことは一切言わないのに、
えらくコーナンを推しています。
スポンサーになっているのかなあって感じです。
で、のぞいてみると、おおきれいに
太陽が赤い丸で見えています。
そしてその真ん中には、
割合大きな黒点が見えています。
「いまはねえ、とても黒点が大きくなって、
電磁波が乱れています。
携帯が通じなくなるかも
というくらい大きいんだそうです。
フレアも見えていますね。」
といろいろ説明はありました。
そのあと、小さな模型が出てきました。
これがねえ太陽とすると、
この針金の先についているのが地球です。
これもコーナンで買ってきて作りました
とまたいろいろと説明してくれます。
きっとねえ、この人若い時は
どこかの高校か中学の理科の先生を
やっていたんやと思います。
その後、月と地球の解説も始めました。
これがスーパームーンでこれが遠くの月。
並べて比べたらこんなに違います。
これを説明するために、
またまた模型が出てきましたよ。
「それもコーナン製ですか」
「はい。その通り」
あーだ、こーだといろんな
説明もはじまります。
光年の説明もありました。
説明をしているときのおじさんの顔は、
学校を定年で辞めて
ここにきてよかったなあ、
楽しいなあと思っているような
生き生きとした顔をしていました。
続く
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