ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

木曽御嶽登山旅12

2024-08-22 21:12:30 | 山行き

女人堂で雨の中休憩しながら、
場所代替わりに注文した
コーヒーを飲んでいます。

飲みながら、今日はすいてるねえと歩荷に聞くと、
「こんな天気ですしねえ」と
とても愛そうよく反応してくれます。

で、宗教的なことをひとつ質問すると、
説明はとても詳しく
御嶽の過去の話に戻ってゆきました。

いっぱいいろんなことを説明いただいたのですが、
すみません低酸素のせいでしょうか、
頭の中の記憶部分には
ほとんど残らずでした。

で、そのフロントの上のメニューの案内を見ると、
コーヒーや、その時一人飲んでた甘酒なんかも
掲げられていましたが、
どこを探しても「ビール」の文字がありません。

これはこんなありがたい施設なんやから、
ビールなんてもってのほか
ということでしょうか。
こっそり「あの~ビールなんかはないですよねえ」
と聞くと「あるよ~」と答えてくれました。

あの寝覚の床の田中要次さんみたいです。



まあ、宗教的なお祈り所なんかもあるので、
大きくは上げていないようですね。
まあここから、大汗かいて
二時間かけて帰るので今のうちなら
飲めるかなと思い一本購入しました。
ほかにも運転手いるしね



雨が小降りになったので、
外で御嶽の山々を眺めながら
「うまいなあ」とかいいつついただきましたよ。

「今回は上まで登れなかったけど、
時々雄姿を見せてくれたお山に乾杯」
としておきました。

飲んでいる姿は、その時に小屋の周りを
色々と撮影している人のカメラに



くっきり写っていたのには、
あとでみんなで大笑いしました。



とまあそうしているうちに、
徐々に雨風が強くなってきました、
空も真っ暗です。
これは荒れ始めるぞと思いつつ、
一足お先に帰ることにしました。

小屋にありがとうと言って
出るときに連絡があり、
九合目の小屋まであと300m
くらいのところが岩場で、
そこで雨風がきつい状態に
なってきたので帰ることにします
とのこと。賢明ですね。
まあ歩いているうちに
追いついてくるでしょう。

木が生えている中を、それでも風がきついなあ
と降りてゆきます。
上部は大変でしょう。
ここは道の段差が大きいので、
足が滑ります。
同行者は3回ほど滑って転びましたが、
まあ軽い転倒なんで大丈夫でした。

中間点の橋を超え、しばらく歩いていると
下から登ってくる女性二人と出会いました。

「天気悪いから気を付けて」というと
「今日は女人堂までです」と言い残して
元気に登ってゆきはりました。

でっかい荷物だったから、
縦走するのかもしれませんね。

そんな彼女らの姿を見ながら、

「そうやねえ。大阪からここへきて
リベンジで御嶽に登るなら、
まず最初の一泊は女人堂がいいかもねえ」
なんて考えたりしましたねえ。

またそれはその時に考えることにしましょう。
とりあえずは今は下山です。
一歩ずつ、足元に注意しながら降りてゆきます。

そうしているうちに、先行していた二人も
追いついてきましたよ。

「岩場が大変そうやったんで
引き返してきました」とのこと。
うんうんただしい決断です。

またリベンジがあるよといいながら
下ってゆきます。

さあ、今夜も宿でたのしい宴会だあ
なんて思いながら下ってゆく我々でした。

続く


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