7月14日。楽しみにしていた大阪での38年ぶりの出会いです。
午前中は、京都、山中(古美術関係)でのお勤め時代の同僚と過ごしました。
阿倍野ハルカスでの昼食をしながら、おしゃべりをたっぷり楽しんで、その後、
大坂市立美術館での現展に出品されている、大阪のフナイ薬品研究所の同僚であった、羽下昌方さんの作品を鑑賞しました。集まった昔の同僚、私を含め14名。
変わっておられる方、昔の儘のような方、様々でした。
私の在職はたった二年半でしたが、思い出が一杯の職場でした。スペイン語で書かれた免疫ガンマグロブリンの下訳を眠さ堪えてしていたのが、この間のことのようでした。
みんな懐かしい方々で、話しはつい大きな声になり、昔の若者でした。
静かな羽下さんは、今なお、静かさの中に秘めた哲学的課題を絵にされて、生きるとは、何ぞや?という問いかけを感じて、新たに、日日を送る意味を感じとってきました。在職時はお話したことがなかったのに、今は、べらべらです。
楽しい時も別れの時が。。。
8時に辞して、特急はるかに乗り込み、無事城崎まで行かず、我家に戻ったのは、12時前でした。
羽下さんは、二年後花の都、芸術の都、パリで展覧会をされます。
また、パリで会いましょうが結びの合い言葉でした。
パリにいくのもいいなあ。