イヴァンのカバン

スポーツ観戦記が中心だけど、私生活のボヤキが増加中(汗)
今はマイナーかもだけど、気になる選手・チームを発掘中!

Standin’ on top

2006年02月08日 | NFL
遅れ馳せながら、スーパーボウルを観ての雑感など。

○ピッツバーグ・スティーラーズ 21-10 シアトル・シーホークス●

シーズン後半の戦いぶり、RBジェローム・ベティスの故郷・デトロイトでのSB開催…
という要素から、何となく「ス軍のためのSBになるのかなぁ」と感じていました。

結果的にス軍が5回目のSB制覇を果たし、ベティスも有終の美を飾る事が出来まし
た…が、そのベティスやMVPに輝いたWRハインズ・ウォードよりも、僕はス軍の若
き司令塔、ベン・ロスリスバーガーのプレーぶりに大いに唸らされました。

0-3で迎えた第2Qの、自身の逆転TDランに繋げたドライブが圧巻でした。

 (残り6分59秒)
>自陣45ヤード地点での3rd-6ヤード。スクランブルからWRウォードにショベルパ
 スを通して1stダウン更新。
 (残り3分58秒)
>敵陣40ヤード地点での3rd-28ヤード。ポケットからあぶり出され、またスクラン
 ブルかと思いきや、空いてるレシーバーを冷静に探し、またもやWRウォードに37
 ヤードのパスを決めて1stダウン更新。

共にシアトル守備陣の激しいプレッシャーを受けてのプレーでしたが、思わず「何で
お前はそんなに冷静なんだよ!」ってTVの前でツッコミを入れてしまいました(汗)

更にもう一つ「さすがビッグ・ベン!」と思ったプレーが。

(14-3で迎えた第3Q残り7分52秒)
>敵陣7ヤード地点からの攻撃で、WRウィルソンへのパスを、シアトルDBハーンド
 ンがインターセプトして、そのまま76ヤードのリターン!

ハーンドンの周囲にブロッカーが居たので、これはリターンTDか!?とも思いました
が、そこへ行く手を阻むべく現れたのがビッグ・ベン…よみがえるコルツ戦での必死
のタックル…今回はシアトルのブロッカーに吹っ飛ばされてしまいました…が、「これ
は危ない!」と思った時に、「何でそこに居るんだ!?」と思いたくなるポジショニング
の良さに、大いに感心したのでした。

一方、敗れたシアトル。ホルムグレンHCは、「この結果を受け入れるのは大変な苦
しみだ。だが、我々も今季は大きな成果を挙げたんだ。今は良い気分で居られる筈
も無いが、この悔しさを忘れずにいて欲しいね…それが強いチームの礎となるのだ
から」と語っています。
しかしここ数年、SBに敗れたチームは翌シーズン不振に喘いでいます。ホルムグレ
ンHCがどの様にチームを立て直して来るか、注目したいところです。

スーパーボウルの試合終了後、場内にはVAN HALENの「トップ・オブ・ザ・ワール
ド」が流れていました。ピッツバーグ・スティーラーズ…世界の頂点に相応しいチーム
だったのではないでしょうか。

Ben Roethlisberger


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