＜545＞ リアル「王子珈琲」店舗事業開始！！～韓国コーヒー事情

　ドラマや映画じゃない、コーヒーショップとしての「コーヒープリンス」第1号店が20日にオープンするそうだ。


　ＭＢＣグローバル事業本部コンテンツ事業チームは、新興企業の「コーヒープリンス」と提携しフランチャイズ事業に進出し、その新規事業の第１歩として、ティラミスカフェ「コーヒープリンス」１号店を、ソウル市麻浦区の弘益大学駐車場と小道を挟んで反対側にある小劇場「テアトル　チュ」の１～２階にオープンさせる。

　18日、19日と、ドラマの衣装を着用したモデルたちによる、弘大周辺での宣伝を行ったそうだ。

　無料試飲会や、来店者も参加した「ラテアート」のイベントなどが催されたと言う。

　開店当日は、全商品50％ＯＦＦのサービスｗ


　「コーヒープリンス」は、現在ある他のコーヒー店との差別化を図り、勝負に出る戦略だそうだ。


　スペイン産の輸入コーヒー豆で、オリジナル・ブレンドも完成。

　また、プレミア・エスプレッソが自慢だそうだ。

　約15種類のコーヒーとワイン、ワッフル、ケーキなどが販売されると言う。

　７人のバリスタが勤務(予定)し、ドラマと同じように「バリスタになる！」とのの夢を抱く人々に教育も提供し、養成も手がけていくそうだ。


　この他に、コーヒー石鹸、キャラクター事業、ショッピングモールといった付加事業も展開していく計画だとか・・・

　この弘大前の１号店が成功すれば、江南区清潭、麻浦区上岩、高陽市一山などにチェーン展開していく予定だそうだ。

　ドラマの認知度を足がかりに、海外進出への構想もあるｗ



　韓国のコーヒーって、昔からよく飲まれている「タバンコーヒー」を思い出す。

　「タバン」所謂「茶房」で、韓国の人は、でがらし？と思えるような薄～いコーヒーに、砂糖とミルクがたっぷり入れ、超甘い？激甘にして飲む。


　店によっては、堂々とインスタント・コーヒーで入れるところも・・・


　家庭で、コーヒーを入れてくれる時は、大抵、何も聞かぬまま、砂糖とミルク入りをご馳走してくれる。

　しかも、カップに半分ほどの量ｗ

　なんでかなぁ～？

　ともかく、甘いｗ

　
　でも、韓国のインスタント・コーヒー、スティックタイプの物が多く、甘いコーヒーが好きな人は、コーヒー＆砂糖＆粉末クリーム入りなので、便利かも知れない。
　
　　
　

　入れ方(飲み方)を見ると、１本のスティックに対し、100ccのお湯を注ぐとなっている。←少ねぇ～ｗ

　しかも１本のスティックの中に13ｇもの砂糖入り。←やっぱり・・・甘～～～ｗ

　

　1990年、日本のドトールコーヒーが、韓国でフランチャイズ展開を始め、この頃からやっと本格コーヒーが韓国に登場したが、ドトールは苦戦を強いられた。

　90年代後半に入って、大手外食産業が外資と手を組み、エスプレッソコーヒーチェーン市場に続々と参入を開始する。

　中でも急成長したのは、日本でも人気のスターバックス。

　1999年に梨花女子大前に初進出し、その後、韓国全土に店舗を拡大。

　2004年には、100号店を達成し、2007年３月には、200号店をオープンするに至っているそうだ。

　韓国法人の「スターバックス・コリア」は、「世界最短で黒字転換した」として、2001年にアメリカ本社から表彰されている。

　本格コーヒーの韓国内台頭がこんな事件からも判る。

　スタバのパクリ・・・敗訴　←ガンダム同様、本家が敗訴した！！

　もう一つ

　　←ドトールならぬドトーリ(どんぐりコーヒー？)


　ようやく、自宅や職場でも、本格的なコーヒーを楽しむ人も増えてきたそうだ。

　在韓の邦人の多くは、以前は日本からコーヒー豆を持って来ていたそうだが、最近は簡単においしい豆が手に入るようになったそうだ。

　これに併せて、コーヒーメーカーやエスプレッソマシンの売れ行きも伸びているそうだ。


　『コプ』でブレークしたコン・ユssiもアルミ缶ボトルのコーヒー「カンタッタ」のＣＦに起用されている。

　　←スウィートブラックって？・・・やっぱ甘いのかｗ


　ドラマ人気にあやかるコーヒー産業各社の思惑が見え隠れするｗ