「ぐるくん」のひとりごと

大好きな海のこと、沖縄のこと。 また今関心を持っている韓国語の学習、韓ドラ・レビューなど気ままな雑記

<937>『善徳女王』 ~十花郎たち

2009年12月16日 | 善徳女王
 いよいよラストに向けて佳境に入った『善徳女王』。

 59話、60話と連日視聴をして、まだ顛末をupできないが、60話で、今まで気になっていた事が一つ解決した。

 なので、まずはその事を・・・


 ちょっと、ドラマをさかのぼる。

 ユシンの一代前の14代風月主だったホジェ(호재/虎才)が取りまとめていた花郎グループの中でもトップクラスの「十花郎徒」。

 

 ポジョン(보종/寶宗)率いる    日月星徒
 ソクプム(석품/石品)率いる    青龍翼徒
 トクチュン(덕충/徳充)率いる   梨花征徒
 パクウィ(박의/朴義)率いる    冬栢梅徒
 イムジョン(임종/林宗)率いる   護國仙徒
 アルチョン(알천/閼)率いる    飛天之徒
 ピルタン(필탄/弼呑)率いる    玄武信徒
 ソクヨル(선열/先烈)率いる    雲上人徒
 ワンユン(왕윤/王充)率いる    天市垣徒
 テナムボ(대남보/大男甫)率いる  白虎飛徒

 

 9話か10話あたりで出てきた?「端午比才」の参加花郎名簿↓
 
 
 ↑これを見ると、他に「栄華之徒」「秀日花徒」「金花之徒」「無名之徒」「大征之徒」「江湖飛徒」などの花郎徒の名が挙がっている。 

 ここに伽耶人であるユシン(유신/庾信)が、龍花香徒を率いて新参する。

 ミシルの息子でもあり、防衛府の大将軍であった父ソルウォンの威光も加味して、ポジョンが花郎の中でも権力を誇示。

 側近だったソクブムやパクウィ、トクチュンは、新参のユシンをいびり倒していた。

 

 王室派のヨンチュンの手駒だあったイムジョンは中立を保ち、アルチョンは、百済との激戦の中、ユシンとの友情を生む。

 

 アルチョンは、ユシンと共にトクマンを守り、現在は身辺警護の長に。

 変わらぬ忠誠に、トクマンも深い信頼を置いている。

 ミシルの実弟ミセンの息子であるテナムボは、ミシルのボディガードを務め、その後指令を受け、トクマンの命を狙う。

 

 しかし、公主姿のトクマンと勘違いして、チョンミョン公主を毒矢で刺殺してしまう。

 

 だが、チョンミョン公主とミシルによって廃位されたチンジ王の息子ヨンス君との間に生まれ、ミシルの危害を避けるため隋に送られ育ったチュンチュを新羅に連れ戻す任を受ける。

 テナムボは、チュンチュに自分の罪を打ち明けるが、許されチュンチュの護衛を任される。


 時がたち、イムジョン、そしてポジョンに組していたパクウィとトクチュンは、ユシン軍を率いる将に・・・

 

 
 ホジェも含め、ピルタン、ソクヨル、ワンユンらは、ビダム派に・・・

 

 今回も、トクマン廃位を企む作戦に加担している。

 ビダム派のチュジンが親父のビルタンは仕方ないにしても、ミシルに意見してポジョンに親父を殺されたワンユンは何故?

 跡目を継ぐのに、チュジンらの援助してもらった恩義でもあるのかな?

 ちなみにワンユンを演じているキム・ドンヒ君は、大女優キム・ヘスさんの弟さん。

 何気に似てる?
 



 さて、前置きが長くなったが・・・ぐるくんが気になっていたのは、最近、姿が見えないテナムボの事。

 ミシルのクーデターの前から、全く登場しなくなっている。

 ミシル派のポジョン、そしてチルスクと共に最期までミシルに命をかけ死んだソクブムの近くにもテナムボの姿はなく、もちろん、ミシルに幽閉されたチョンピョン王を救うべく、偽の国仙ムンノを仕立て花郎たちを動かし、無事、王を救出するが、そのメンバーの顔ぶれにも入っていなかった。

 

 

 どうしちゃったんだろうなぁ~と思い、リアルではテナムボ役のリュ・サンウク君が別のドラマに出演を開始したので、契約切れなのかな?などと考えていた。

 ところが、60話で、真相が明かされた!

 ビダムを訪ねるチュンチュ。

 ビダムは、トクマンへの純愛を誓った途端、利権が絡む自分の派閥の面々に吊るし上げ状態。

 ビダムの思惑と全く違う所で、ビダムの名を使って様々な陰謀を講じられてしまう。

 トクマンに真相を話し、身内の動きを封じよう孤軍奮闘するが、力及ばず・・・

 トクマンは、ビダムを信じようとするが、チュンチュはビダムへの疑惑を深める。


 チュンチュは、ビダムに自分の両親がビダムの母ミシルに殺された事に対する強い恨みを露わにする。

 そして、母チョンミョン公主の殺害の実行犯であるテナムボの事も・・・

 どうやら、ある日ある時からテナムボは失踪していたようだ。

 そして、チュンチュが命じて始末したと・・・

 許されたと安堵していたテナムボに対し、しっかり母の恨みは返したチュンチュ。

 こんな話をしてから、去り際に「本気で、陛下がお前を愛すると思っているのか?」とチュンチュ。

 

 この言葉の毒は、後々ビダムを揺るがす引き金となる・・・

 ひょえ~、チュンチュってば、こわ!!


 権力抗争の嵐の中、トクマンとビダムの愛の花は、無残に踏みにじられる・・・

 
 

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