1日に公開された映画『雪国列車/설국 열차』が話題になってます。
<나는 닫힌 문을 열고 싶다 /俺は、閉じた扉を開けたい>
なんと初日の観客動員数が一日60万人、累積100万人を超えたそうです。
この作品、2006年に大ヒットした『グエムル-漢江の怪物-』を手掛けたポン・ジュノ監督が、映画化まで8年もかかったそうです。
原作はフランスの漫画、と言うか「グラフィック・ノーブル」と言って、漫画と小説の中間みたいなスタイルのものだそうです。
映画の公開にあたり、韓国では、この原作も復刻再版されたり、ネットやアプリでも楽しめるようになっているようです。
原作シナリオは、ジャック·ローブ氏
挿画(?)は、アレクシス氏(1977死去) → ジャン・マルク・ロシェット氏
こんな感じの絵でした。
韓国初版の表紙
そして、韓国で再版された表紙は・・・
2004年、偶然、この本を手にしたポン監督は、『あ、これは映画にしなければ…』と思ったそうです。
『グエムル-漢江の怪物-』で主演したソン・ガンホssiやコ・アソンちゃんが出演しているんだなぁ~と何気にキャストの顔ぶれを見ていたら、びっくり!!です。
クリス・エバンスやエド・ハリス、ジョン・ハートなどなど、所謂ハリウッド映画俳優の名がぞろぞろ・・・
映画の中核的な部分は韓国スタートでも、それ以降、俳優のみならず、スタッフも多国籍で構成、台詞も英語、そして撮影は、チェコのスタジオで行ったそうです。
まさにグローバルなプロジェクトで映画製作が行われたようです。
また、韓国の大手製作・配給会社、CJエンタテインメントが400億ウォン(約35億円)以上を投資したそうで、製作費もすごいですね。
この『雪国列車』、タイトルを見た時の私のイメージは、なんとなく『鉄道員/ぽっぽや』でしたw
しかし、紹介記事を読んでみると、近未来、氷河期に突入した地球で、唯一の生存空間となった「列車」を舞台にした物語。
各車両ごとが、限られたコロニーとなっていて・・・
最後尾車両は、「牢獄車両」。
この車両のリーダー、カーティス(クリス・エバンス)が、反乱を起こし、前方車両を目指していく。
列車の車両等級を守ろうとする側とそこから抜け出そうとする側と・・・
極限状態の中での人間模様が描かれているようです。
一番、驚いたのは、この人・・・ティルダ·スウィントンさん。
記憶に新しいのは、映画『ナルニア国物語』に登場していた「白い魔女」役の女優さんです。
韓国にも、先般、来訪したようです・・・
この美しい彼女が、この映画の中では・・・
さすが、女優・・・ってことなんでしょうが・・・すごいですw
久々にチェックしたいと思った韓国映画です。
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