狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

粉ミルクや偽ビールに含まれる遺伝子組み換え原料と、母乳に含まれるアメリカン食品・・・昔の日本人の道徳規範・倫理意識から離れている一つの原因

2017-05-04 17:23:48 | 食品
 (2017/05/04 22:51追記) 

 私は以前から、ビールはキリンの「一番搾り」と、同社のノンアルコール・ビールテイスト「キリンフリー」を購入していた。鉄工所務めの為に真夏は大量に汗をかくので、仕事後のビールは私にとって必須である。特に真夏は心身共に疲れる為、ビールでも飲まないとやっってられない気持ちにもなり、また、汗をかいた後のビールは格別に旨いものである。
 私は最近、酒は殆ど飲まない。別に飲みたいとも思わない。酒でストレスを発散する必要も無い。それでもさすがに、真夏だけはビールが必要である。しかし、1日1合程度の酒を飲むのは健康に良いらしい。
 私はお金持ちでは無い為、例え夏しか飲まないにしても、コストを気に掛ける。また、健康志向なので、食品が有機栽培であるかや無添加であるか等を気にする。その為、前述の組み合わせで購入していた。
 「一番搾り」は「本物のビール」である為に、値段は高い。しかし、原材料は麦芽とホップのみである。一方、「偽物のビール」である「キリンフリー」は、値段が安いものの、原材料として麦芽、糖類(果糖ブドウ糖液糖、水あめ)、ホップ、酸味料、香料と、多くのものが使われている。それでも他のノンアルコール・ビールテイストや発泡酒と比べると、人工合成甘味料、着色料、酸化防止剤、調味料が無添加で、麦芽100%麦汁使用、国産である為に安全・安心であると思って選んで購入していた。
 ところが、2015年から糖類の原料として使われているトウモロコシが遺伝子組換え「不分別」のものを使用している事を知った。また、キリン以外の他の3社も同様に、発泡酒・新ジャンル(第3のビール)に入れる糖類に使うトウモロコシは遺伝子組み換えが混じっている。しかし同じトウモロコシが原料でも、コーンスターチは各社とも非遺伝子組み換えを使用しているとの事である。その分別管理していない材料を使用する理由として、調達環境が厳しくなっている故の安定供給をする為との事である。
 またビールだけでは無く、生後間もない赤ちゃんの飲む「粉ミルク」も、遺伝子組み換え原料の加工品が原材料として使われているとの事である。粉ミルクの原料の約70%は牛乳の加工品で、残り約30%が油脂と添加物となっており、メーカー6社は、輸入による遺伝子組換えの大豆・トウモロコシ・ナタネを原料とする油脂や糖類を加工原材料としているとの事である。
 働き盛りの成人は抵抗力・免疫力が高いが、赤ちゃん年少の子供たち、お年寄りの方々は、それらが低く弱い。それ故、その様な粉ミルクを飲む事は大変危険である。また母乳にしても、母親の摂取しているものが入っている。農薬化学合成添加物を使用した食べ物や、医薬品、タバコ、生物濃縮された魚や貝等の成分が、母乳に含まれている
 最近、昔の道徳規範・意識から離れた行動を取る子供やその親が多い。その原因の一つが、戦後の食生活のアメリカ化にあるものと思われる。遺伝子組換え原料も、最近の米国のオーガニック食品ブームからの遺伝子組み換え材料の余剰により、その分が日本の市場へと流れて供給されている様である。

 本ブログ過去の関連記事  
  ・2013/07/15付:「TPP参入による食の崩壊・・・人間による生命の支配・操作」
  ・2013/10/24付:「『自然療法』は、自然に任せる、天に任せる、創造主に委ねる事・・・『自然療法が『体』を変える~免疫力が増幅する”クスリを使わない”医学』を読んで」
  ・2014/01/26付:「ダイエット飲料と宣伝しながら発がん性物質を添加する企業のマーケティング戦略」
  ・2014/05/03付:「食品添加物から身を守る為に・・・「プライベートブランド食品の危険度調べました 」&「食べるなら、どっち! ? 不安食品見極めガイド」を読んで」  
  ・2015/04/19付:「ヒト中絶胎児細胞が混入されているワクチン・飲食品」  
  ・2017/03/29付:「生命倫理とは『神の倫理』、生命は『神の領域』・・・人工授精、出生前診断、人工妊娠中絶、遺伝子組み換え、ゲノム編集……そして創造主・神の『創造論』に対する悪魔・人間の『進化論』」
  ・2017/04/03付:「増加する認知症の一原因・食品等に含有のヒト中絶胎児細胞、トランス脂肪酸、添加物・・・『共食い』による人の『狂牛病』、治療薬『タミフル』の異常行動、ワクチンの水銀、精神薬、欧米に逆行する日本の規制緩和」
  ・2017/04/23付:「自然治癒力、根本原因の把握、精神的自立と自律、自信、自己責任の覚悟、そして日々、創造主により生かされる事に感謝・・・『病気は自分で治す 免疫学101の処方箋』を読む」

 (2017/05/04 22:51追記) 
  ・2013/09/24付:「カネミ油症事件から45年、沈黙を破る被害者」

 参考文献
  ・2016/09/02付・Tanet(たねっと):「ビールおよび発泡酒等の遺伝子組み換え原材料(コーンスターチ・糖類)について大手ビール4社の回答」
  ・2016/09/06付・Tanet(たねっと):「粉ミルクの遺伝子組み換え原材料に関する大手メーカー6社の回答」

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