狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

健康診断基準値の大幅な緩和は近藤氏の批判・訴えに学会が折れた為か・・・講師に折れた名誉教授等の御偉方

2014-04-29 20:15:47 | 予防医療の危険性と生命倫理
 新年度の4月に入り急に、今まで「病気」や「異常」と決めつけてその「レッテル」を貼る為の根拠となる健康診断においての測定値である「基準値」を、人間ドック学会が大幅にその基準値を緩和する事を発表しました。長年、医療界の常識・因習・体質・構造・権威を否定して来た慶應義塾大学医学部「講師」近藤誠氏の批判・訴えに、同大学の「名誉教授」等の御偉方が居並ぶ人間ドック学会が折れたのではないかと思います。
 昨年度の著書の年間ベストセラーにおいて総合1位となった近藤氏の著作「医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法」は100万部を突破し、あの村上春樹氏の「色彩を 持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を抑えての堂々のトップでした。しかし表のメジャーなマスコミはあまりその事には触れずに、村上春樹氏の著作の陰にそっと隠す様にして伝ええている様でした。やはり、マスコミと医療や製薬業界との利権の癒着関係が存在するせいであるものと思います。それと、セックスや恋愛が好きなマスコミが村上春樹氏を重視したせいであるのも一因かもしれません(私は村上春樹氏の著作は読んだことが無いのではっきりとは言えませんが…)。世間の好むセックス・恋愛ものが多い昨今のドラマ等は、政治や社会問題から視線を逸らすと言う意図もあるものと思います。
 ところでその基準値の急な緩和について、元々がその病気のレッテルを貼る基準値を定めるにあたり「根拠」が無かった訳で、血圧値やコレステロール値の基準値は現在よりも高かったものを大幅に下げられていたものでした。
 そして、病気を予防すると言う名目の下に基準値を大幅に厳しく下げる事によって、大量の患者が生み出されてしまいました。そして患者のレッテルを貼られて大量の薬を処方されて病気が慢性化、維持するどころかその薬の「毒」によって逆に「悪化」してしまい、「本当の病気」にされてしまっていました。
 今まで病気・患者扱いされていた人達はいったい今まで何だったのか、健康であったのに却って毒である薬を飲み続けて身体が悪くなり、一般の人の年間許容限度の放射線量1mSv/年を1回の測定でその6倍以上も被曝してしまうCTによる放射線検査を頻繁に受けて却って本当に癌になってしまう等の事は、「冤罪」で刑務所に入れられて人生を台無しにする事と同様の様に思います。
 しかしこの様に簡単に基準値を変えてしまう事があっても、世間の人達は未だ医療や医者を疑わずに従順に信じ続けるのでしょうか?
 2014年4月5日付・朝日新聞デジタル「『健康』基準、緩めます 血圧・肥満度など、学会見直し」より、「日本人間ドック学会と健康保険組合連合会は4日、血圧や肥満度などについて、健康診断や人間ドックで「異常なし」とする値を緩めると発表した。国内で人間ドックを受けた人の値を調べたところ、血圧やコレステロールの値がこれまでの基準より高くても「健康」だった。学会は新基準を6月に正式に決め、来年4月から運用する予定。」


 本ブログ過去の関連記事↓↓
   ・2013/10/25付:「医療界の常識・因習・体質・構造・権威を否定し、普通では無い『真実』が存在」
 

 参考文献↓↓
   ・2014/04/05付:朝日新聞デジタル「『健康』基準、緩めます 血圧・肥満度など、学会見直し」
   ・2014/04/05付:The Huffington Post Japan「健康診断に新基準を提言、正常値『緩めるべき』と専門家委員会」
   ・2013/12/02付:トーハン「2013年 年間ベストセラー発表・総合1位は『医者に殺されない47の心得』、文庫総合1位は『永遠の0』~村上春樹氏は総合2位に~」


 関連動画↓↓
 

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YouTube: 最高血圧147でも正常 人間ドック学会が27項目で新基準値公表(14/04/07)


 


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