しろくま

軟い雑感、とりとめなく。

蜻蛉に寄す

2014-10-12 | 日記雑記
あんまり晴れてる 秋の空
赤い蜻蛉が 飛んでいる
淡い夕陽を 浴びながら
僕は野原に 立っている(中也)

♪Lalo Schifrin - Dragonfly - YouTube
ドラゴンのフライ、竜田揚げではない。

今年はあんまり見なかった。
いつだったか、パラグライダーに見立てたことがあったが
間近のホバリング、ジーと羽音しそうなヤツ撮りたくて。

ドラゴンと言えば
♪Lalo Schifrin - Enter The Dragon - - YouTube
本末転倒だが、サントラ録りたくて映画DVD買った

♪考えるな、感じろ - YouTube

感じられなかったので、シャッターは間に合わなかった。
山道と車とつちぼこりと12匹

かわいた秋空 明日から崩れるようだ。

本に読まなくなった

2014-10-12 | 本棚
読書の秋・ノーベル文学賞・村上春樹
「1冊も本を読まない」…47・5% 文化庁調査で「読書離れくっきり」(産経新聞) - goo ニュース

時節柄統計出してくるのも、
日本の国民性というか知識欲・勤勉さの一つの表れかもしれない。
事あるごとに、こうやって自らたち返っているのだから。

本どころか文章も読まない時代
とか危機感を訴えている人もいる。

「ホンに読まなくなった」
多読乱読じゃなく、積ん読だから
ペンの向くまま、さらさらっと
「なんとおっしゃるうさぎさん」(雑感・はんぶん遊び)。

知識欲・勤勉さとは別の見方で書いてみたい
(というか、そんな大層なものでは書けない)。
アンケートって、行列・横並び症候群だと思っているし。

読むために読むというのも、考える訓練になるかもしれないが
今日日、書くために読むの方が多いんじゃないのか*。
知らなきゃ書けないもの(知らなすぎる私だけか)。

変化球というか変わり種面白がる(因果な)性質**
「みんなちがってみんないい みんなおんなじきもちわるい」なもので。

じゃ、読み書きのプロ、マスコミはどうかっていうと
どっかの提灯記事上手い新聞あるけど、ちっとも偉いと思わない。
そんなもの有り難がるより、そこらのバーさんの井戸端話の方がよっぽどましだもの。

先の読書離れ記事、
「村上春樹氏に続く日本人作家のノーベル文学賞候補を今後も生み出せるかどうか、読書習慣の定着がカギを握りそうだ」。
って結んでいたが、

だいたい、“村上春樹に続かせようとする”ことからして、よこしまな動機じゃないか。
安倍公房読みをハルキスト***に宗旨替えしろとでもいうのか。
読書は楽しみ、義務・達成目標・功名心のレールの上の読書程下らないものはない。
結局、言い訳ばかりになってしまった。好きに読めばいいじゃない。

♪大瀧詠一 Eiichi Ohtaki - 座読書 ~ 十月・神無月・October - YouTube
オトボケなオクトーバー

*私的に9割方ダジャレネタだが、
それでも、きれいな文章、正確な描写、心打つ文章、たまにシミジミがいい。
**よくいえばKY(ミケ妹) ひらたくいえばへそまがり(トラ姐)
***ファンにはきっと怒られるだろうが
村上春樹って国を超えた普遍性とか描くのが上手い、国際ブランドな気がする。
日本人ならではの土着のものなら、ほかの作家でもいいのではないか。