しろくま

軟い雑感、とりとめなく。

kokomo

2011-01-29 | 音の棚
暖かいのいいな。
♪YouTube - The Beach Boys Kokomo
http://www.youtube.com/watch?v=Ga-97q0ip7I&feature=related
ここも

♪YouTube - The Girl From Ipanema(イパネマの娘) Astrud Gilberto(アストラッド・ジルベルト)
http://www.youtube.com/watch?v=FR0QMtlvGbA
雪?

♪YouTube - Earl Klugh - Calypso Getaway
http://www.youtube.com/watch?v=ct_LIDxbFus

下見した 道は白だし マーク


もし寒がりがJohn Barry※ を選ぶなら (2/1)
♪YouTube - John Barry "Born Free"
http://www.youtube.com/watch?v=MhGeH07lo5M&feature=more_related

(※1933/11/3 - 2011/1/30)

声でか

2011-01-26 | 音の棚
レコーディングスタジオで、
♪Dayo ....(The Banana Boat Song ) :::: Stan Freberg.
http://www.youtube.com/watch?v=gNtdCsWhFic&feature=related
声でか(too loud)

今日日ウェブ社会、地球の裏からも音拾える。
不便な前時代だったなら、知らんぷりしてい(られ)たものまでも、看過できなくなった。
田舎放送局BBCの無神経(長いタイトルの前ログ参照)ばかりでなく。
(ひっぱるほどの話でもないが、笑いも音も気になるので、つい)


♪Cheech and Chong - "Born In East L.A."
http://www.youtube.com/watch?v=LMfYNqJgO8Y

「生まれkuniは?」「イースト・L.A.」
「今の大統領は?」「ジョン・ウエィン」
うさんくさい男は、おまわりさんに連れて行かれた。
笑いのどちら側にいるかというのもあるが
眉をひそめないで、かれらも笑い飛ばしたに違いない。



笑いも変わり、だんだん世知辛くなってきているのかもしれないけれど、、
だけど、気に障った人には、利口ぶった繕いより
ごめんなさいがイイよね。笑いって、ひねるほどこじれるから。


ギャグの切れの良さ後は歌の良さで
♪Harry Belafonte Day-O ( Banana Boat )
http://www.youtube.com/watch?v=iMTNT_BzkdA&feature=related

こうのとり

2011-01-23 | のりもの
無人補給機


H2Bロケット打ち上げ成功 宇宙基地に物資輸送へ
http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/110122/20110122055.html

空の下では
インフルも心配だし
ぎすぎすニュースばかりだけど

なんといっても、名前がいい※。
ハイテクの塊にやわらかい思い。


使い捨て用途のわき役だけど
選定理由は赤ん坊や幸せといった大切なものを運ぶコウノトリのイメージが、HTVのミッション内容を的確に表しているから、というものであった。なお、有効応募総数は17,026件で「こうのとり」の提案者数は217名だった。(wikipediaより)

放送する前に、ちょっとやばいんじゃない、って誰も思わなかったんだろうか?

2011-01-22 | TV, 映画, DVD
日本の二重被爆者を嘲笑=BBCテレビ、謝罪-英
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011012200085

昨日制作会社で謝罪しただけだったが、黙っていた。
王室までパパラッチする国だし、民度だろうとも思った。製作側も、見る側も。
二重被爆者を笑い者に…英BBCのお笑いクイズ番組(参考までに、詳細)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110121-OHT1T00296.htm

そして、今日BBC謝罪。

リハーサル無しというのはあり得ないし、
世論が言わなきゃそのままだったのだろう。
見識を疑うとか、良識という言葉を使うのも愚だ。

じつは
webの匿名性、言ったもん勝ち、無責任の反語として ※
旧メディア・テレビのいいところを考えはじめた矢先だったんだけどね。


蛇足:
長いタイトルなら、わしらのだって(・・)v
♪Chicago- Does Anybody Really Know What Time It Is? (1969)
いったい現実を把握している者はいるだろうか?
http://www.youtube.com/watch?v=bHZJCJerqhM

ついでの4か5
♪YouTube - Chicago 25 Or 6 To 4
http://www.youtube.com/watch?v=iUAYeN3Rp2E&feature=fvsr
洗練されたDavid Fosterアレンジ(Chicago 18)より、こっちの奔放さがいい。



SNSや、twitterが引き金のチュニジアの革命で反論する人もあるかもしれないが、(1/23)
楽観的にはなれない。
なりすましや、インチキ、犯罪をあげるまでもなく
言う側も、言わせない側も、(他のメディア以上に伝搬力が強く)もろ刃の剣度が高いから。
ログ、手直しばっかりだから、あんまりエラソに言えないけれど。


もうひとこと(1/27)
BBCはそういうつもりではなかったという意見もある。笑いの国民性の違いも感じる。
しかしながら問題は、放送する側がどんなつもりだったかでなく、受け手がどう思ったかだ。
100年前だったらそれも通ったかもしれないが、
ウェブがいきわたり、晒されたセリフに憤った遺族の抗議にまで、そんな理屈言えるものなのか?

いまなお ええじゃん

2011-01-21 | 音の棚
もともとバンド聴きでなかったから、
洋邦問わず、ほとんどの歌物はソロ以外どうでもよかった。
洋楽ボーカルもので、パーソネルで聴く最初期※1 だったかもしれない。

Aja
クリエーター情報なし
MCA


スラングとか(訳)詞のひねりもおもしろそうだったが、
リード、サイドも含め、誰の音かが気になった。
パーソネル、とりわけ
Paul Humphrey, Bernard Purdie, Steve Gadd, Ed Greene, Jim Keltner, Rick Marottaの太鼓とか、
音の遊撃手Victor Feldmanとかまでも。
それだけでもリピートするマニアもいるかもしれない。

♪Peg, Steely Dan
http://www.youtube.com/watch?v=ArQtVcM7w5Q&feature=related
Kahn-Graydon(g)、Chuck Rainey(b)、Tom Scott(lyricon)。ないす。

♪Aja by Steely Dan
http://www.youtube.com/watch?v=DDY9FWJ74bw&feature=related
とくに、Michael Omartian(piano)、Steve Gadd(ds)、Carlton-Becker(g)。ええじゃん。

ジャケ・デザインにもやられた。
漆黒にaja、白でSTEELY DAN
ずっと後で知ったが、モデルは 山口小夜子

人・金かけたということもあるかもしれないが、
それより、手を抜かなかったんだと思う。※2

Wikiしたんだけど、D. Fagen、大瀧詠一と生まれ年同じ。
年回りってあるのかな、音職人に。


※1
かならずしも年代を下りながら聞いているわけではない。90sよりも耳新しい60sもある。
同様にジャンル分け他も、巷のにとんと疎いので、“ロックに聞こえりゃロック”でやっている。
合ってなかったら、あしからずと言うほかはない^^。

※2
今日日のテレビ局。金がない、時間がないで、
なれあいの内輪受け番組(ドラマも含む)で番組表埋めてりゃ、世話はない。

マップしながら

2011-01-12 | 本棚
日本百名山/深田久弥
年末の未読・挫折本仕分けの中の1冊。もらい物だったかもしれない。


いきなり古い。山ガールははるか未来。
(文庫で昭和53年だが、昭和39年刊行)

移動はもっぱら汽車、自動車ではない
“ふもとの登り口まで一日”なんて記述もある。
懐古で見るのなら、今やどれだけ景色が残っているかでしかない。

興味がなければ、山なんて上って帰ってくるだけのもの。
頂上だって眺望が待っているとは限らない。

山登りにとってはこの本、スタンプラリーの台帳みたいなものかもしれないが、
一途な文章に広がる風景は、素人のわたしにも楽しい。
それぞれの山の姿・表情、足で登る。
峰、沢の名前の由来や、いにしえの苦労や文人の思いも道草に添えてある。
別天地 頂から望み、下りてふり返る。

わたしはGoogle マップしながらだが、
地図音痴でなければ、それぞれの峰のイラスト・マップで充分だ。
衛星写真や端末じゃあ、ハンドブック気分じゃない。


道草がてら、こんなことも浮かんだ※。
山岳信仰も哲学もないが、
開発あっての山道、登山でも、外資水源の名水商売なんて、ヤダなあ。
山や自然は生き物。外国の利権ではないし、懐古でもない。

ps:
白きたおやかな峰々、ようやく関東に入った。わたしの山登りは続く。

♪YouTube - 雪山賛歌 ダーク・ダックス
http://www.youtube.com/watch?v=CEF6TfwkuLo&feature=fvst



一途で素直な文章は強い。ありのまま描いた風景・風土が、(時を超えても)勿体ないと感じるから。
文鎮のような本だと思う。


今、富士山(1/16)
とりあえず通読だが、もっとゆったり読めればいい。
料理歳時記、バクバク食わないのと同じ。


本の活字目で追ったけですが(98 霧島山)(1/28)
お見舞い申し上げます。
霧島山・新燃岳でまた爆発的噴火 火口に溶岩ドームが出現
http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011012801000745.html

温故知新ではないが

2011-01-09 | 本棚
きっかけはこれ。
あの頃描いた未来。テレビ電話あれこれ ギズモード・ジャパン
http://www.gizmodo.jp/2010/12/post_8131.html
少々時間が経っているし、携帯替えなかったし、スマートフォンだのXi(NTT)から置き去りのわたしだけど。

過去カラ来タ未来
アイザック アシモフ
パーソナルメディア


もともとは、1899年にジャン・マルク・コテが制作した
“西暦2000年の生活”のシガレット・カード
1986年、それにサイエンス・ライターでもあるAsimovが解説をつけた。
(池上彰同様、わかりにくい事柄・学問をわかりやすく語るのが上手い)
それだけでなく、彼の(厳格であると同時に)大人気ない・少々皮肉屋な/そこまで言わなくともの部分もあり、
こちらもニヤリ。
追い越してしまった未来のわたしたちの“上から目線”も一緒に。




リリエンタールばりの“ベリー・スペシャル”ウルトラ・ライト・プレーンだの
“軽装で”海底散歩だのスピード・ヒヨコ・メーカーだのエトセトラetc抱腹絶倒
科学というよりモア空想、夢あっていいじゃんというヤツ
ダ・ヴィンチとかヴェルヌとか宮崎駿とか、のどかなスチームパンク?みたいなの
カリカリで揚げ足取るより※、“いいのがあったらめっけもん”でニタニタするのが正しい。
もともとエンタ目線だし^^。

※カリカリの最先端だって、100年すれば同じかもしれない。
揚げ足査定とセットでも、カリカリ努力の原動力みたいなものかも、この本。


こんないもづるも(1/20)
おもしろいかも

技術畑だと、テレビの父高柳健次郎の生れた日1899/1/20だろう(そんな記事あった)が、
s.f.バカなので、こちらをプッシュ。冒険のはじまりはテレビ電話の混線。(H・ガーンズバック 1911年)

小さな願い(2/26)
らばQ:世界がこんなだったら素晴らしいのに…と思う12のこと^^

通りすがり

2011-01-09 | 日記雑記
高校生数十人 浜辺に
新春早々、走らされているらしい。

白鳥数羽すらり 田んぼに
昼間のお月さんのよう、少々場違い。

振袖娘ひとり 道端に
(他人に)主張しなくとも
(自分で)かみしめればいいとおもう。
うちの街も成人式だった。

白い山々の向こうは氷点下らしいが
ここの日差しは暖かかった。

2011-01-02 | TV, 映画, DVD
黒澤の色彩美、色彩幻想。

夢 [DVD]
クリエーター情報なし
ワーナー・ホーム・ビデオ


前にノルシュテインを書いたことがあったが
http://blog.goo.ne.jp/dearblossom/e/156486ffc8d140264596d1d78ac8bc2a
同じように寓意に満ちた オムニバス8篇。
主人公(わたし:寺尾聡)の目の前の景色が
一生になぞって進んでいく。

「第1話/日照り雨」(倍賞美津子)
「第2話/桃畑」
 子どもの約束
 切られた桃の木 
 自然への慈しみ
 痛いほど美しく眩しい画である。

「第3話/雪あらし」(原田美枝子)
 自然の神秘さ、厳しさ 幻想

「第4話/トンネル」
 戦争で帰って来れなかった配下への自責の念

「第5話/鴉」(マーティン・スコセッシ)
 ゴッホとスコセッシと絵描きの黒澤※1 がダブる。 

「第6話/赤富士」(井川比佐志)
「第7話/鬼哭」(いかりや長介)
 色あせた現実 原色の悪夢
 今でいうなら原爆戦やスリーマイル、チェルノブイリ他よりも 
 環境汚染で痛めつけられた自然の悲鳴・怨念だろう。
 黒澤はそのつもりはないだろうが
 ネビル・シュートでも円谷でもなく、黒澤が撮ったsfとして(大して差はないが)わたしは観た。

「第8話/水車のある村」(笠智衆)
 本来そうであったならいいなという理想郷/希望で結んでいる
 黒澤の願いである。

 毒に毒で返す表わし方の人には
 ♪You may say I'm a dreamerだろうが、
 だけど
 Kubricのドクター・ストレンジラブより
 八月のラプソディの弱者のばあちゃん、水車小屋の爺さん/黒澤の言葉の方が、
わたしは深く沁みる。


それに黒澤ビギナーとしては、
社会派(寓話)の画というより、エンタメで見ている部分が大きい。
“お客さんが見たかった”画が“侍”なら
こちらは“監督が撮りたかった”画だろう。

以前、8 1/2(フェリーニ)を見たことがある※2。
友人は絶賛していたが、わたしには、さっぱりわからなかった。
(しいていえば、現実とめくるめく映像幻想の交差なのだろうか)。
2001にしても、
画と音に圧倒され、ずっと後になってから、感想が追いついて来る。
観客の感覚が追いつかないとスベル。撮る側の画って、そんなタイプ。


※1
“まあだだよ”の絵コンテみたことあるが、一等の絵本作家だと思う。

※2
名作志向ではないし、芸術芸術よりもっと普段着のヤツも観たいのだけど、
あんまり観てない/知らないから、“名前”で拾うしかないないのだ。

黒澤で行こう

2011-01-01 | TV, 映画, DVD
あまり映画見ないし知らないから、どんなのでも面白いだろうが
どうせだから、ザ・エンタメで。

すこし前までGyaOでSamurai 7見ていたので、これにした。

七人の侍(2枚組) [DVD]
クリエーター情報なし
東宝



戦国時代、野伏に襲われた村がわずかな食料で侍を雇い、戦い勝ち取るまでの話。

もともと、この“7人”は西部劇※ の方が先だったし、
じっくり見たことがなかった。
それに、武士道より殺陣・アクションが好きなのだが、
この際、腰据えて見てみようと思った。
(そのわりに、ログが貧弱かもしれないが)

文句なしにカッコいい、島田勘兵衛/志村喬
クールな求道者、久蔵/宮口精二
ひとなつっこい平八/千秋実
ちょっとトンデるが憎めない菊千代/三船敏郎
等々等々…
並べるだけでも面白いが、
観客もそれぞれお気に入りキャラ、役者と戦いを待ち受ける。
(“お客さんが見たい”画・シーンを黒澤が撮ったのだ)

作戦・戦闘シーンのギラツキ、雨の中の迫力と幕間の緩急

プロット・デテール・時代考証もすごいと、友人。
さらに訊いたら、当時でもカラーで撮れた筈だというが、
モノクロでも“色が見えてきた”のに、なによりたまげた。
ライティングとかコントラストとかが、巧みに観客の想像力を掻き立てているのだろう。
だからこの黒澤、着色・3D化不要(というか、不可)。

そして、ラスト、「勝ったのは侍でなく、大地と農民」。
このシーン、西部劇でも、アニメでも。
わたしも “やられてしまった!”
政治のチルドレンにはろくなものがいないが、
チルドレンといえる映像作品には、原作のエッセンスは脈々と受け継がれている。

p.s:
あ、そうそう、これ2枚組DVD。
今日日ブルーレイ(1枚)の方が安いが、
でも、207分は、休憩挟んで2枚でというのもなかなかオツなものじゃない?
ビンテージLP Side Bへひっくり返すみたいで、いかにも大作してるでしょ^^


※荒野の7人