スリコミ
2010-05-31 | 本棚
いもづるのいもづる
http://blog.goo.ne.jp/dearblossom/e/e7bfa44353739c516f9f833d5159c53b
ひさびさに
ソロモンの指環 (≠ソレ者の指環)
ずっと前、キャットシッターの本で思った。
飼うってことは(猫でなく)飼う人側の問題。
how toテキストも多いけれど、
「うちの悪太郎が」と頭をかきながら目を細めてる飼い主もいる。
動物行動学は、根っこのガクモン。
まえがきで、動物の“フィクション”について語るとき
私の好きなシートンまでも大馬鹿呼ばわりもしていたが
学究者は、ひたむきさ故、ややもすれば悲喜劇/誤解も一緒だったりする。
ワタリガラス、コクマルガラスの行動、カモのヒナのスリコミは興味深いが
いつしかヒトをあてはめて、身につまされながら読んでいた。
サル山は人の社会のがさつさに喩えられたりするが
見境のない論調の方が似たり寄ったりだったり、サルの方が呆れてたりして…
ヒトの根っこも大差ないtaisita koto nai。
特に12章;モラルと武器のぎりぎりなところは、結構シリアス。シミジミもした。
で、結局のところ
(人を含む)生き物を語るって、気配り。
方法how toというより、whyのドエライ苦労tameiki。
それを救うのがお茶目、ユーモアのゆとりkokoroなのかも。
http://blog.goo.ne.jp/dearblossom/e/e7bfa44353739c516f9f833d5159c53b
ひさびさに
ソロモンの指環 (≠ソレ者の指環)
ソロモンの指環―動物行動学入門 (ハヤカワ文庫NF)コンラート ローレンツ早川書房このアイテムの詳細を見る |
ずっと前、キャットシッターの本で思った。
飼うってことは(猫でなく)飼う人側の問題。
how toテキストも多いけれど、
「うちの悪太郎が」と頭をかきながら目を細めてる飼い主もいる。
動物行動学は、根っこのガクモン。
まえがきで、動物の“フィクション”について語るとき
私の好きなシートンまでも大馬鹿呼ばわりもしていたが
学究者は、ひたむきさ故、ややもすれば悲喜劇/誤解も一緒だったりする。
ワタリガラス、コクマルガラスの行動、カモのヒナのスリコミは興味深いが
いつしかヒトをあてはめて、身につまされながら読んでいた。
サル山は人の社会のがさつさに喩えられたりするが
見境のない論調の方が似たり寄ったりだったり、サルの方が呆れてたりして…
ヒトの根っこも大差ないtaisita koto nai。
特に12章;モラルと武器のぎりぎりなところは、結構シリアス。シミジミもした。
で、結局のところ
(人を含む)生き物を語るって、気配り。
方法how toというより、whyのドエライ苦労tameiki。
それを救うのがお茶目、ユーモアのゆとりkokoroなのかも。