マンボウから入った。
出会いは図書館、ビビビッとキタ。
既に流行りでもなかったが、ひとりでマイブームになった。
私的に手塚治虫と遠藤周作とで括っているが、三人のうちではいちばんハマった。
バンカラな旧制高校の世代なんだけど、
質実剛健というより、描かれているのはとてもせこく、そこが笑えるんだけど
そのくせ、ふしぎなペーソスみたいなものも感じた。
アタオコロイノナ、変てこりんがいっぱいいても、おおらかな笑いのいい時代だったのかも。
sf以外で読んだ日本人は多くない。
夜と霧にも、魔の山にも、斎藤茂吉にもわき目もふらず、マンボウばかりだったが、
それでも、今日まで私に読書があるは、マンボウが入り口にいてくれたおかげだと思う。
合掌、北 杜夫さん。
【北杜夫さん死去】重厚な純文学と、ユーモア作品が同居 - MSN産経ニュース
『阿房列車』(内田百)程ではないものの、
少々古臭いんだけど
久々に『途中下車』でもしてみようかな。
出会いは図書館、ビビビッとキタ。
既に流行りでもなかったが、ひとりでマイブームになった。
私的に手塚治虫と遠藤周作とで括っているが、三人のうちではいちばんハマった。
バンカラな旧制高校の世代なんだけど、
質実剛健というより、描かれているのはとてもせこく、そこが笑えるんだけど
そのくせ、ふしぎなペーソスみたいなものも感じた。
アタオコロイノナ、変てこりんがいっぱいいても、おおらかな笑いのいい時代だったのかも。
sf以外で読んだ日本人は多くない。
夜と霧にも、魔の山にも、斎藤茂吉にもわき目もふらず、マンボウばかりだったが、
それでも、今日まで私に読書があるは、マンボウが入り口にいてくれたおかげだと思う。
合掌、北 杜夫さん。
【北杜夫さん死去】重厚な純文学と、ユーモア作品が同居 - MSN産経ニュース
『阿房列車』(内田百)程ではないものの、
少々古臭いんだけど
久々に『途中下車』でもしてみようかな。