しろくま

軟い雑感、とりとめなく。

冗談でしょ

2014-06-28 | TV, 映画, DVD
【映画コラム】もはやSFとは呼べない『her/世界でひとつの彼女』と『トランセンデンス』 - 音楽ニュース

冗談でしょ? じゃ、なんなんだ?
私はコテコテのs.f.だと思うんだけどなあ(私≠コテコテのs.f.)
「甘めのラブ・ロマンス」は言うに及ばず(凡百浮かぶ)、
「トランセンデンス」は、まっさきにこれうかんだし…

そりゃ、本棚、百年前のだの、時代遅れのタキオンの本だのばっかりだし、

スパイク・ジョーンズだって
私はこっち*だけど
2分あたりから特にいいんだな、これが(英語のネイティヴ‐土着民でないと前振りが長い)

お呼びでない? 
こりゃまた失礼しました。

*シティ・スリッカーズ、クレイジー・キャッツ、大瀧さんつながり

ヤジキタ

2014-06-23 | ひろいよみ
セクハラやじ考察*
以前、「生む機械」てあったな。
迷宮入りuyamuyaだと思ってたら、急転直下
時の人 最前塩村 今鈴木

私としては、
塩村女史が「※◎×◇」って切り返し
取っ組み合いになって
○嶋陽子とかが面倒くさい事言ったり
猪木がビンタしたり
「静粛に!」
「お前が言うな、サメの脳みそ」とか
楽しみにしてたのに
(筒井康隆も書かないだろうな、こんなドタバタ)
議会、品位?構成員がこれじゃ、ね。(他人の事言えないな、私も)

*切符切りミニパト女性警官とかもメチャクチャ言われてそうだなぁ。
どだい、「早く結婚した方がイイんじゃないか」なんて
娘の親じゃあるまいし、大きなお世話だろ。

おまけ
サティアンも 最後は金かね、石原さん

痴呆議員もまけちゃいない (7/3)
まるでふなっしー!兵庫県議の号泣会見 ネットで“解読”も ― スポニチ Sponichi Annex 社会
(ふなっしーに失礼だろが)
注目の若手芸人って書いてた人いた。
杉村太蔵同様 サンジャポとかで重宝しそうだ。
○朝鮮の泣き女思い出した。

それにしても、
なに悲しうて
こんなモン、朝から見せられな ならんのだ。
したり顔のボンクラ・キャスターもオタンコ局も、
北○鮮とどっこいどっこいだ。


星新一にもあったな。『涙の雨』

涙のノート (7/5)
下劣極まりない大西英男(自民、敬称略)のバカ騒ぎも
たいがいにすればいいが(なんかの目くらましか)、
こういうセンスは好きだ。
オニオンノート-図書館篇 - YouTube
ネタ元

公園

2014-06-14 | 日記雑記
5分ほどの所
誰もいない。草ぼうぼう。
ブランコに腰かけた。
ツツジがきれいだ。
空も雲も夏だ。風が気持ちいい。

わんこの顔が浮かんだ。散歩コースだった。
遥か遠い日の後ろ姿、なんてやさしい。

海難審判待ちか

2014-06-14 | TV, 映画, DVD
ミレミアム・ファルコン号のドアが倒れたとか。
CNN_co_jp ハリソン・フォードが負傷 スター・ウォーズ撮影中
セ○ォル号同様、過積載?
だいたい、71歳でこんな船の船長やってるのは危ない。
光より速い(wikipediaより)んだから、眼精疲労も並大抵でない。

starつながり (7/7)
♪Keith Jarrett Trio - When You Wish Upon a Star - YouTube

Keithつながり (7/12)
Charlie Haden(Aug.6'37 - July 11'14) 天に召された。R.I.P.
♪Keith Jarrett Trio - My Back Pages - YouTube
先に聞いたので、ずっとキースの曲だと思ってた(B.Dylanのカバー)。
もひとつ(音と画のセンス○)
♪For All We Know - Keith Jarrett & Charlie Haden - YouTube

よう、これからどうする?

2014-06-13 | 本棚
時計じかけのオレンジ
ハラショーな物語とは言い難いが
スラングも面白いじゃないか、と思った(ただし、とてつもなく読みづらい)。
スキャット好きの音的な興味。

♪Ella Fitzgerald One Note Samba - YouTube
♪___ Stop That! - YouTube

ふと見つけたもの。
ずっと昔読んだことがあったが、気色悪さだけしか感じられず、中身はすっかり忘れていた。

ビブリア古書堂にもあったっけ。というわけで完全版。
時計じかけのオレンジ 完全版 (ハヤカワepi文庫 ハ 1-1)
クリエーター情報なし
早川書房

早川の最初のやつ
強奪、暴行思いのまま、街のはみだし者アレックスが、
更生施設に収容され、拷問に近い矯正を受け、
暴力を振るうことができない”真人間”として社会に戻される。
政府は矯正教育プログラムの成功第一号という触れ込みだが、すでに帰る家はなく、
かつての仲間は警察となり彼をボコボコにし、
かつて暴行した作家*の家に転がり込み、罪を告懐するが
作家は反政府側で、本人の意思とは全く逆”自由意志”が持てなくなったということを、もう一つの看板として祀り上げる。
板挟みになった彼は、飛び降り自殺を図るが、
幸か不幸か、それによって矯正の条件付けが解け、まるっきり前の(やりたい放題の)精神状態に戻ったんだというところで終る。
完全版は
いわば後日談が付記されたもの。街中で、昔の仲間と再会するが、仲間は家族を持ち社会の歯車の中にいた。
些細な違いだ。
『素晴らしき新世界』『われら』『1984年』**の系譜ともとれる

アメリカで出版されたのは早川の最初のやつ(もちろん英語・US原版で)でKubricの映画もそれに依った。
全体主義体制が大嫌いな国らしい編集だともいえるが、
Burgessは映画版が嫌いだったという。
ずっと前、カメラマンに「トリミングすれば…」などと不躾な事を言ってしまったことがあるのを思い出した。
この後日談の部分こそアレックスと家庭・社会・歯車をくっきり浮き彫りにしてるのだ。体制よりも自由意志(「よう、これからどうする」)ってところじゃないのかな、時計じかけのオレンジ、
おれっちはそう思う。

*作家の名もアレックス(F.アレキサンダー)、
強引ないもづるながら、『収容所群島』(’73-75)もアレックス(アレクサンドル・ソルジェニーツィン)。
**ついでながら、Burgessは1985年に『1985年』を書いている。