こないだフジでアリス・イン・ワンダーランド*1やっていた
コテコテ抱きあわせログ*2。
魔法使いとお姫様のはなし。メリポピ*3 と魔法にかけられて。
(軟弱な自己満足ログとは言え、単品ひとつずつのログだと、さすがに気恥ずかしい)。
ともに逆アリス・イン・ワンダーランドと言えなくもない。
そもそも、ミュージカル苦手でディズニー書く方に無理があるが
毒リンゴ喰らわば皿まで…
メリーポピンズ('64)
私的には
こっちつながりで、もしも家政婦ミタさんだったならとかの楽しみはあるが
ひとことあらすじ
謹厳なバンクスさん家にやって来た乳母メリー・ポピンズ。
子供たちと、大道絵描きバート(時に煙突掃除夫もやる、ポピンズと旧知の間柄)の絵の中にジャンプ・イン。
特殊効果、CGでなくアニメミックス&ワイヤーアクションというのが微笑ましい。
でも、とてもよく描けている。
あと、映像加工が現在ほどでない分、役者たち(の技)が映える
後半、(PM2.5があったかどうかは定かでないが)ロンドンの暗い空の下、煙が流れる。
屋根の上での煙突掃除夫たちのダンスはさすが!ブロードウェイ(?)な感じ。
仕事一筋のバンクスさん、ラスト近く、ジツは危うかったんだけど、
ディズニー・エンディングでも、文句ない。
音ログな蛇足
♪チム・チム・チェリー、♪おじいさんのグラスホッパー /NHKみんなのうた 似てる。
ジゼル姫('07)
ずっと昔、ニューヨークに行った星の王子を追っかけたお姫さまでなくて、
お伽噺のお姫様が悪い魔女に井戸に落とされ、ついたところがニューヨーク。
動物と話し、ところかまわず歌い出すジゼル。
バツイチ弁護士ロバートと娘モーガン ただでさえクラクラするのに、
そのうえ白馬の王子様も現れた。コテコテも極まれり。
例によって例のごとしのストーリー。*4
ディズニーのセルフパロディの位置づけ*5。
歌ネタ、元ネタの楽しみだが、マッシュアップというか編集が巧みで
元ネタ知らなくとも私のお気に入り。
新旧(往年の作品・役者)取り混ぜてのセッションとみるべき。
ちなみにナレーションはジュリー“メリー・ポピンズ”アンドリュース。
音ログな蛇足2
“いかにも”お姫様モノ定番の♪真実の愛のキス(True Love's Kiss ) よりも、
♪想いを伝えて(That's How You Know) を受けて軽快なラテンのノリ、
マリアッチで公園の盛り上がりが 画的にも音的にも、だんぜん素敵。
*1.生のバンダースナッチ、初めて見た。
生八つ橋^^(ミケ妹)
アフリカだかニューギニアだかの家族が日本にホームステイして
いろいろ驚いたり、喜んだりというテレビ、たまにやってる。それぞれのアリス、ワンダーランド。
*2.ディズニーに罪はないが、お姫様モノとミュージカルは私的にはコテコテ。
*3.省略すりゃいいってもんじゃない(トラ姐)
*4.立派な人々が幸せになり、悪い奴らが不幸に終わる。それが小説ってやつだ
とある小説家は言っている。
(陰鬱なディズニー・ミュージカルって、ないものかな^^)。
*5.お姫様と王子様その他ロマンス・ストーリーだけど、
ログ・ネタ的に
ソックリさん興業のノリに近い。おもしろければイイじゃない。
「舞踏会に着ていくのが無い、妖精もいないし」と慌てるジゼルに
「妖精より便利なものがある」ってクレジットカードを出したモーガン。
コワザも楽しい。
何見てるんだか(トラ姐)