Mr.Dashのぶろぐ館

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2021年5月19日(水) [コラボ企画]吉野山で「シダさんぽ」を楽しむ!!

2021年05月20日 | 山登りの記録
■メイン写真
放射状に生え、最下羽片に特徴があり、十文字型の葉身になるジュウモンジシダ


奈良県吉野町を拠点にシダの自然観察エコツアーなどで活躍する木下茉実さんのご協力を得て、
吉野山で「シダさんぽ」を実施した。
木下さんは、「しだのすみか」というシダ植物専門の小さな植物園を自宅の庭に作る、
筋金入りのシダ愛好家で、シダ愛にあふれた解説トークが魅力だ。

あいにくの雨模様だったが、傘をさせばなんとかなる程度。シダはこの湿気で、むしろ
ゴキゲンな様子なので期待が持てる。



この日のルートは、いわゆる珍種はないが、ポピュラーな種類を30種ほど見せていただけると
いう。シダの「初心者」にも覚えやすい、特徴的な種もあるのでとっつきやすい。



ヤブソテツ。



ゼンマイ。新芽が山菜として有名なヤツ。



こういう天気の日はコケも元気。タマゴケとシダの共存。



クジャクシダ。確かに孔雀の羽を思わせる。



分かりやすい説明に、聞いている側も思わず身を乗り出す。



斜面にはワラビがびっしり。
吉野山ではサクラを守るため、定期的に下草が刈られているが、このことがワラビにとっては
有利な環境になっている。



クラマゴケ。地を這うシダらしくないフォルムと、コケのような名前。
でも、これも立派なシダ。



中千本の五郎平茶屋で昼食。このあとは雨もほとんど気にならない程度になった。



五郎平茶屋の休憩所の下で、午前中に見たシダのおさらい。
うー、憶えられない~(笑)!



ユキノシタは今が旬。



古ケヤキの大木。



人家の脇になると、園芸にも使われる品種も観られるようになる。
カタヒバ。



シダにとっては石垣も居心地のいい場所。
これはシダには珍しいつる性のカニクサ。



そぞろ歩いて、金峯山寺の蔵王堂。



そして、よく立ち寄る柿の葉寿司の「ひょうたろう」さん。



七曲りから駅にかけても、まだまだシダがみられる。
イワガネソウ(まだ小さい)。



ミツデウラボシ。



頭の中がシダまみれになって、吉野駅に戻ってきた。
一日中、アハ体験の連続。ふだんあまり気に留めていなかったシダの多様性、個性に
夢中になった。

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