Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2021年5月11日(火) [比良]金糞峠~北比良峠~ダケ道 シャクナゲ、イワカガミ咲く好ルート!

2021年05月12日 | 山登りの記録
■メイン写真
北比良峠から見た琵琶湖。沖島や長命寺山が見下ろせる


■今回のコース
イン谷口→大山口→青ガレ→金糞峠→前山→北比良峠→カモシカ台→大山口→イン谷口


日曜日に堂満岳に行ってきたばかりだが、この日は金糞峠から北比良峠、ダケ道へと
歩いてきた。こちらのほうは、シャクナゲが多いのは同じだが、ドウダンツツジ系の花が
多く観られる。



大山口の分岐。行きは直進して正面谷添いの道を行く。帰りは右の道に出てくる。



タニギキョウ。うっかりすると見過ごしてしまいそうな、小さな花だ。



途中で登山道を少し外れ、沢を渡って「かくれ滝」を観に行く。



クルマバソウも間もなく開花しそうだ。



青ガレの岩場を登る。文字通り、青い岩がガレガレしており、毎年のように岩の配置が
変わる落石懸念ゾーンだ。



ハナイカダ。葉の中央に花が咲き、やがて実になる。この不思議なデザインが珍しい。



ガマズミ。まあ定番の花かと。



チゴユリ。清楚でかわいい。



ミツバツツジ。他の山域のものよりも赤紫がかっている。



青ガレの中盤以降は、イワカガミが多くみられる。もうさすがに花期も終盤だが、
まだまだ楽しめた。



急登を終えて、金糞峠に到着。



金糞峠から琵琶湖を眺める。



シロヤシオは咲き始め。これからが楽しみな感じだ。



稜線にはシャクナゲの木が多い。花はまだまだたくさん咲いていた。
全盛は、今年はゴールデンウイーク中だったので、もう散っているものも多い。



尾根道をしばらく進んだところで振り返ると、堂満岳が顔を覗かせる。



深い雪で根元が変形したブナも多い。ちょうど新緑がみずみずしい。



前山(999m)の山頂には展望台の残骸がある。樹々が成長して眺めは得られない。



緩斜面を下りて5分で北比良峠だ。



ヨウラクツツジが咲き始めていた。



開けた台地状で、もと比良ロープウェイの山頂駅があった。今では当時の面影は
大きなケルンの他は、ほとんどない。



琵琶湖の向こうには鈴鹿山系が横たわる。これは霊仙山。御池岳なども見えた。



ダケ道で下山する。このルートもイワカガミが多い。



ベニドウダンも、もうじき本格的に咲き始める。



サラサドウダンも咲き始め。この時期もかわいくていいな。



白いイワカガミも発見!
枯れかけて白くなってきた株とは明らかに異なる。



ひたすら下り続け、カモシカ台へ。展望はゼロ。たんなる右折点となっている。



暗い林床を抜けると、正面谷に出る。花にあふれた周回ルートのゴールである。
イン谷口を起点とする各登山道は、どれも春の花が多くて楽しいのだ。

道中、紹介した花のほかにウワミズザクラ、ヤマツツジ、ヤマフジ、アオダモ、
オオカメノキ、アケビ、フタリシズカ、ムラサキケマン、ニシキゴロモなどを見た。
イワナシは実がなっており、イワウチワ(トクワカソウ)の花は終了。

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