2025年4月5日(土) [和泉]槇尾・八ヶ丸山 サツマイナモリなど春の花々を楽しむ！

■メイン写真
槇尾山のグリーンランド周辺に咲くサツマイナモリ

■今回のコース
グリーンランド駐車場→(根来谷)→五ツ辻→船底→出合橋→(ワラビカス谷)→出合橋→
(ロマンチック街道)グリーンランド駐車場→石舞台→八ヶ丸山→グリーンランド駐車場

槇尾山のグリーンランド周辺に、珍しいサツマイナモリが咲く。
京都府や奈良県では絶滅危惧種に指定されているが、大阪府では未指定。
とはいえ、まとまった群落は当山域の他に、あまりないと思われる。

公衆トイレの広場から、根来谷への林道に入る。

古い石段の、いい雰囲気の道を緩やかにに上っていく。

水場からは、ひと登りで五ツ辻に出る。

船底までは尾根道になり、ミツバツツジが咲き乱れる中を気持ちよく歩く。

ヤブツバキも負けじといっぱい咲いている。

船底を経て、側川林道の終点に下り立つ。
側川林道は新しくコンクリート舗装されているが、クルマが入れなくなって久しい。

出合橋まで、側川沿いに下る。橋を渡ってワラビカス谷に沿った林道に入る。

沢側に、ヤマザクラを観ながら。

山側の岩には、カタヒバが。

ワラビカス谷の流れ。小滝が断続的に現れる。水量は少ないが、夏場に水遊び
したら気持ちよさそうだ。

ショウジョウバカマ。このあたりでは数は少ないが、あると目立つ。

カンアオイ。たぶんイズミカンアオイ。

ワラビカス谷は、遡れば千本杉峠の西に出るが、この日は途中で引き返し、
側川林道を経て「ロマンチック街道」に入る。
いわゆる勝手道だろうが、八ヶ丸山へは少し近道になる。

何がロマンチックかというと、短い急登ののち、ミツバツツジのプロムナードとなる
ところだろうか。

八ヶ丸山も見える。

途中にある露岩は、「石舞台」の標識がかかっている。当然、昔から広く呼ばれていた
地名ではない。

「石舞台」から、蔵岩を望む。
あそこは、いつになったら施福寺さんの立入禁止表明が解除されるのだろうか。

このすぐ先の小ピークには、「ケンメイ尾山」の標識がかかっている。
さらにわずかで、船底から八ヶ丸山へ続く登山道に合流する。

サンシュユかな、シロモジかな？

公園化されたグリーンランドに唐突に出る。
公衆トイレがありがたい。

ヒメリュウキンカ。ヨーロッパからの帰化植物。

ヤワゲフウロか、チゴフウロか。これもヨーロッパからの帰化植物。

スミレは残念ながら種類がよくわからない。

モミジイチゴ。

ナワシログミ。

八ヶ丸山の山頂には、りっぱな展望台がある。

展望台からの絶景。
関空、淡路島、明石海峡大橋、六甲山系、大阪市街のビル街、生駒山系、二上山、
金剛山、岩湧山、三国山など、みごとな眺めだ。無料の双眼鏡も据え付けられている。

八ヶ丸山からグリーンランドの公園へは、長いローラー滑り台がある。

グリーンランドから青少年の家へ下る道は、まるで吉野を思わせるような桜並木。
ちょうど満開で気分は最高。

ジロボウエンゴサク。

今回、道中で観ることができたサツマイナモリ。
まだ３分咲きといった具合。

大群落。これはすばらしい。

花のアップ。