Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

『将棋の一番長い日』の終焉

2007-03-03 01:44:22 | 将棋
昨日の午前9時から一斉に始まった、将棋のA級順位戦最終局5局が、日付が変わった午前1時過ぎ、最後に残った▲藤井九段-△谷川九段戦の勝敗が決して、全てが終局しました。

既に、郷田九段の森内名人への挑戦と、阿部八段のB級1組への降級が決定していましたが…最終局に、やはりドラマが待っていました。

終わってみると、何と、4勝5敗が6人に
勝ち越したのは、郷田九段の他は、谷川九段と羽生三冠の、たった3人だけという、驚きの結果…。

最後の最後に、降級の煮え湯を飲まされる事になったのは、順位9位の深浦八段に…

深浦八段も、最終局は阿部八段に勝った(しかも、ほぼ完封での勝利)にも拘らず、4勝5敗組で順位が最も下位ということで、こういう結果となりました…

A級は、真の意味でトップ棋士のリーグ戦で、しかもたったの10人ですから、1勝の重みと、1敗の持つ意味が、凄く大きい事を、改めて感じました。

昨晩の10時30分から、テレビで固唾を飲んで勝敗の行方を見守っていましたが…ドラマですね~。
時間を忘れて、食い入る様にテレビにかじりついて、ドラマの終焉をしっかり見届けました。


森内名人に挑戦する郷田九段は、最終局は残念な結果でしたが、名人戦での頑張りに期待したいと思います。

また、降級する事になった、深浦八段と阿部八段は、1期で再びA級復帰が叶うように、頑張って欲しいと思います。
ですが、目前の来期は、B級1組に渡辺竜王が昇級しますから、B級1組からのA級への昇級争いも、熾烈を極めそうですね…


とにかく、今日の5局とも、中~終盤戦だけの観戦でしたが、全局が熱戦だったと思います。

良い将棋をファンに見せて下さった対局者の皆様方に、感謝したいと思います。

ありがとうございました&本当にお疲れ様でした

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