まめな性格は、「得」か、「損」か…

nanaponさんが、１月５日に『居直って考える』という記事をエントリーしていました。

年賀状を話題に取り上げた内容でしたが、興味深かったですね～。

nanaponさんの記事のコメント欄にもコメントはしましたが、小生は、こと年賀状に限っては、「先手必勝」の姿勢です。

特に、実家が埼玉で、現在は山口に住まいがあり、還暦を過ぎたとはいえ、両親はまだ働いていて、特に母は、一般の人が「休み」に入っている時ほど多忙となる業界ですので、そんな状況に置かれている小生は、年末年始やゴールデンウィークや、盆に帰省することを遠慮しています。
家内が、住まいの地元の人なので…というのも理由の一つとしてあります。

なので、必然的に年賀状が、宛てる皆様方への「小生は、息災ですよ～」という挨拶で、なるべく埼玉の実家に住んでいた時に親しくさせていただいた方々を中心に、こちらから先に年賀状を差し上げるようにしています。

年賀状作成ソフトの住所録には、１７０人が登録されていますが、以下のカテゴリに分けています。

中学時代の同級生
高校時代の同級生
高校３年間応援団を続けた同期＋昨年から親交が一層深まったＫＴ先輩
大学時代の同期
大学時代に加入していたサークル＆配属研究室の先輩方
大学院時代の同期
大学院時代の研究室の先輩方
小学、中学、高校、大学、大学院時代の恩師
会社の同期
会社で一緒に仕事をしたことのある先輩方＆後輩達
会社の同期
親戚関係

この中から、出身の埼玉に住んでいた時に親しくしていた人達を優先的に選び、会社は特にお世話になった人達に絞って、転出先不明にならないまでは、１２０枚に絞って年賀状を差し上げるようにしています。

それは、小生が宛てた方が、「ありがとう」と思ってくださっても、「お前からは、もう要らないよ…」と思われても、小生としては、地元から離れて山口で生活をしているので、「息災ですよ」ということをお知らせする意味で、差し上げています。
ですので、最近はインクジェットプリンターも性能が良くなっているので、綺麗な年賀状を作成することが可能ですが、心は込めているつもりです。

しかも、昨年はブログを始めたという、小生にとっては大きな出来事がありましたので、ＵＲＬを掲載すると共に…

「覗いてみて下さい」

というようなことを、今年の年賀状にはなるべく書き添えるようにはしています。
（それでも、多忙にかまけてしまっている面が、今年は多々ありましたが。）

こんな小生を、色々な人は…

「Dancho君って、まめねぇ～」

と、明らかに褒めている人もいれば、ちょっと呆れた感じで言う人もいれば、皮肉交じりで言う人もいます。

ですが、小生はあくまで「褒め言葉」として受け止めています。


ところで、「まめ」な性格であることは、果たして「得」なのでしょうか…それとも、「損」なのでしょうか…。


将棋のプロ棋士である片上 大輔 五段が、mixiの日記で…

「まめなことは、得なのか損なのか…」

といったことを、やはり綴っていました。

年賀状を例にとって議論ができる話題だと思ったので、あえて記事にしてみましたが、小生は…

「まめな性格は、決して損なことではない」

という持論を持っています。

年賀状も、「要らないよ…」と言われても、別にごり押ししている訳ではないですし、やっぱり「挨拶は基本」ということが、高校３年間応援団をやっていた経験から体に染みついているからこそ、年賀状も同様に差し上げているわけで、逆に、１７０件登録されているすべての方に差し上げたい気持ちはあるのですが、これではさすがに「はがき代」という意味できりがないので、１２０枚に絞らざるを得ないというのが本音です。

年賀状を差し上げて、久しぶりにお目にかかって「まめだね～」と言われて、気分悪くなることは決してないはずです。

だからこそ、「損ではない」と、小生は考えています。


読者の皆さんは、「まめな性格である」ことは、「得」か、「損」か…。
いかがお考えでしょうか。