![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/79/8e5958f35a93f522f05a99b9b7048f2f.jpg)
WBCフェザー級タイトルマッチ
3階級制覇のアブネル・マレス選手(Abner Mares)に元王者のジョニー・ゴンサレス選手(Jhonny Gonzalez)が挑む注目の一戦は米国カリフォルニア州で行われ、ゴンサレス選手が初回TKOで勝利して王座返り咲きを果たす番狂わせとなっています。(体格比較)
褐色に日焼けしたマレス選手と白さが目を惹くゴンサレス選手、ということもあってかゴンサレス選手が大きく見えた試合立ち上がりですが(実際に身長で2インチ=約5cm、リーチで3インチ=約7.6cm、ジョニゴンがリード)、試合のペース自体は両者が探り合う初回の攻防そのもの。そんな中マレス選手がシャープな左ジャブから右フックを叩きつける、などの力強い攻撃で初回のペース争いをリードし始めた、そう思えた矢先のショッキングで唐突な結末でした。
ゴンサレス選手が身体を軽く沈めながら打ち抜いた左フックをまともにブチ込まれたマレス選手は痛烈なノックダウンを喫します。かなり深いダメージが窺える中なんとか立ち上がったマレス選手でしたが戦える状態ではなく、ゴンサレス選手の集中攻撃を浴びて力なく2度目のノックダウンを喫した場面でのストップでした。
タフな相手とのタフな戦いを勝ち抜き続けてきていたマレス選手。アグベコ選手との戦いでこびりついたダーティなイメージなんかも、ここ最近の素晴らしいパフォーマンスで払拭しつつあり本物のスターとしての輝きを放ちはじめていたここでの衝撃的な初回ストップ負けには驚きました。
鮮やかな復活を遂げたジョニゴン選手は55勝(47KO)8敗。マレス選手は26勝(14KO)1敗1分。
Jhonny Gonzalez Destroys Abner Mares in One(Rick Reeno/BoxingScene)
JHONNY GONZALEZ DESTROYS ABNER MARES IN FIRST ROUND(Ben Thompson/Fight Hype)
Gonzalez beats Mares with stunning first-round KO(Mike Coppinger/RingTV)
Gonzalez annihilates Mares in round one; Santa Cruz dethrones WBC superbantam king Terrazas(Rocco Morales and Miguel Maravilla at ringside Photos: Big Joe Miranda/Fightnews)
Report/gallery: Mares vs. Gonzalez(Miguel Maravilla Photos by “Big” Joe Miranda/Fightnews)
ダニエル・ポンセ・デレオン対アブネル・マレス(2013/05/04)
アブネル・マレス対アンセルモ・モレノ(2012/11/10)
アブネル・マレス対ジョセフ・アグベコ(2011/12/03)
ジョセフ・アグベコ対アブネル・マレス(2011/08/13)
ビック・ダルチニアン対アブネル・マレス(2010/12/11)
ヨニー・ペレス対アブネル・マレス(2010/05/22)
アブネル・マレス対カルロス・フルヘンシオ(2009/08/27)
アブネル・マレス対ディオスダオ・ガビ(2008/03/15)
アブネル・マレス対イシドロ・ガルシア(2007/09/07)
ジョニー・ゴンサレス対ダニエル・ポンセ・デレオン(2012/09/15)
ジョニー・ゴンサレス対ロジャース・ムタガ(2011/09/15)
長谷川穂積対ジョニー・ゴンサレス(2011/04/18)
西岡利晃対ジョニー・ゴンサレス(2009/05/23)
ジョニー・ゴンサレス対レイナルド・ロペス(2008/11/21)
ジョニー・ゴンサレス対レイビ・ブレア(2008/08/01)
ジョニー・ゴンサレス対マウリシオ・パストラーナ(2008/05/16)
ジョニー・ゴンサレス対エデル・ルイス(2008/04/04)
ジョニー・ゴンサレス対ジェリー・ペニャロサ(2007/08/11)
ジョニー・ゴンサレス対イレーネ・パチェコ(2007/03/30)
ジョニー・ゴンサレス対フェルナンド・モンティエル(2006/05/27)
まぁ初回で終わってしまった試合をあれこれ分析しよう、ってのはそもそも無理な話だと思います。
ジョニゴンとマレスには実力差(実戦能力差)があったと思います。
初回にKOしたということではなく、あの左を決めたという点でです。
当然、マレス陣営はジョニゴンのサンデーパンチ対策はしてたでしょうし試合中も警戒していたはずです。
その状況下であれだけキレイに決めたということは実力に差があった証拠だと思います。
ただ、パワー○点・スピード○点という風に数値化して考えるとマレスが上回るという点では管理人さんと同意です。
まぁまだまだこれからでしょう。
>つながり眉毛のチャキエフさん
マレスはハードなマッチメイクの連続でずっと凄い勢いで突っ走り続けていたので、ここらで一休み
ってのも悪くないと思います。
>ロペスファンさん
日本人選手との絡み、ってのは私も見たいですね。
魅力があるジョニゴンですが本当にやってくれましたね。
すごい左フックでした。
ただマレスが実力で劣っているとかいう負け方ではなかったと思います。
マレスは金玉打ちのやらかしや優遇されているという面で
あまり好きな選手ではなかったのですが、
誰とでも戦う姿勢で、結果も出している本物のボクサーなのでめげずに復帰してほしいですね。
そしてこのあたりの連中は長谷川や山中等の日本勢に是非ぶったおしてほしいです。
実力的に十分可能だと思います。
ドネアやリゴンドーはまあ無理ですが。
これは最高のパンチを打てたジョニゴンを褒めるべきでマレスに落度はなかったと思います。
ジョニゴンの今後に期待大です。
マレスも動きは悪くなかったし、実力が落ちたわけではないのであまり落胆せずに頑張って欲しいですね。
あとデラホーヤ氏が試合後にジョニゴンに挨拶するときに愛想笑いすらできないほど険しい表情だったのを見て、相当ガッカリしたんだろうな、と思いましたw
日本人に馴染みのあるボクサーなだけに嬉しいですね
しかし、最近のスター候補は、いまいちパッとしないですね。
モンティエル戦は私はモンティエルが勝ったと思った試合でした。
パンチがあるってのは大きな強みですね。
>北陸の通りすがりさん
最近になってようやくモレノ戦を見たんですが、試合の面白さとマレスの強さに大いに驚いて、私の中のマレス株急上昇だったんですが
それだけに驚きました。
>先見の明さん
初回KOで終わったから、早く倒されたから(実力)差がある、ってのは全く違うと思います。
総合力という意味でマレスの方がかなり上、だと
この試合を見た今も私は思っています。
>Unknownさん
マレスの復活に期待したいです。ただ期間を置かずしての再戦には慎重になった方が良いと思います。
>メタボクサーさん
完全に無防備状態で食らった完璧なパンチ
効かないはずがないですね。
内山選手もソリス?戦でやってましたが、対面すると本当分かりづらいです
右手が思わずパリーしてしまうとその上を抜けてくるんで・・・
しかし最近のGBPは良いマッチメイクが続きますね。
試合前から楽しみで、終わってみたらやっぱり面白かったって感じで。
これ、ジョニゴンvsデレオンでジョニゴンが勝ってて、そのままvsマレスになってて、今回のような結果なら、だいぶ結果に対する印象も違うでしょうねぇ。
驚きという意味では、なんだかいい巡り合わせだったと思います。
ジョニゴンの今後も、マレスの再起もどっちにも期待!
あの頭を沈めて打つ独特の左フックは警戒していた西岡選手ですら一度は貰った驚異のパンチですね~しかも今回は詰めも良かったですし、完璧な勝ち方と言っても良いでしょう。
もっと接戦になると思ったけど、ここまで差が有るんですね。
体格差も感じました。マレスはこの階級だと小さいですね。
SBに戻った方が良いかもです。
リゴンドーが待ってますよ♪
最初の一撃で、完全に勝負が決してしまいました。
それにしても衝撃的過ぎる結末ですね。
波に乗っている若いチャンピオンに対して、こんな完璧な倒し方をするとは、ジョニゴンは恐ろしくそして魅力的な選手です。
強かった頃のモンティエルに完勝してるし倒されたペニャロサ、バスケス、西岡にも逆転の一発を食うまでは優勢でしたからね。
倒されさえしなければ、凄まじく強いという珍しいタイプの超強豪ですね。
かなりの衝撃を受けました。
>Unknownさん
マレスは間違いなく本物の実力者だと私は思っています。
ただ1つの敗戦、KO負けがキャリアを大きく狂わせるなんてケースもありがちだったり。
その意味でもマレスの次戦が早く見たいです。
>たこぼうずさん
同感です。この競技の持つ怖さを本当に見せつけた試合でした。
>CAMAROさん
あの左フックはまさにパーフェクトに決まっていました。
>neoさん
とっくの昔に終わっている、と失礼ながら見なしていたジョニゴンさんの見せた大番狂わせに脱帽です。
それにしても、詰めの確実さ、タコ殴りは相変わらず見事でした。
まだまだ面白い勝負を期待出来そうですね(^^)
やっぱりパンチがある選手はいいですね。
一方のマレスですが、警戒していても無意識にフェイントに引っ掛かってしまったんでしょうね。確かにダーティさが目に余ることもありますが、とにかく強い選手と戦おうというスタンスは魅力的。またすぐに、トップ戦線に復帰してくれることを願います。
それにしても、たった一発で勝敗が決してしまった今回の試合に、改めてボクシングの面白さを感じると同時に、恐ろしさを感じました。
油断もあったのかもしれません
ちょっとカーンを思わせるような倒れっぷりだったので今後に響かないか心配ですね
まあ、マレスはカーンほど頭が弱くないので、大丈夫でしょうけど
ジョニゴンは本当にやらかしてくれる選手ですね(笑)
ポカも多い選手ですがこの階級での破壊力は素晴らしいです。