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セレスティノ・カバエロ対ホルヘ・ラシエルバ(2007/08/04)

2007-08-06 21:30:30 | ボクシング
WBAスーパーバンタム級タイトルマッチ

パナマのセレスティノ・カバエロ選手(Celestino Caballero)がマルケス対バスケス2の前座に登場。メキシコの挑戦者ホルエ・ラシエルバ選手(Jorge Lacierva)の突貫ファイトに手を焼きながらも判定勝ちしタイトル防衛に成功しています。

長身で細長い手足を独特の動きで操るパナマのダルシム、カバエロ選手。遠距離から放たれるジャブや右ストレートは顎を突き出したへっぴり腰でなんかしょぼく見えるのですが、中~近距離で長い腕をビュンビュン振り回して放つパンチに威力を感じさせる選手で、長い腕の使い方が独特です。

試合の方は、ラシエルバ選手の先制攻撃がカバエロ選手のリズムを乱す立ち上がり。思い切って距離を詰めワイルドなパンチを振り回すラシエルバ選手。ホールドしていようがされていようが、背中だろうが後頭部だろうがお尻だろうが、とにかく強引に攻めまくるラシエルバ選手の勢いに圧されてしまっていた序盤戦のカバエロ選手でした。
ラシエルバ選手の強引な攻めにつられるようにカバエロ選手のパンチも振りがいつも以上に大きくなり正確性を欠きリズムを悪くしていました。
しかし前半戦飛ばしたラシエルバの突進が弱まると徐々にカバエロ選手の長い距離からのへっぴり腰ジャブ、腰を入れない右がヒットし始めペースを奪い返していきました。
(このあたりの攻防ではカバエロ選手の弱そうな遠距離砲に見た目以上の威力があるのかも?と思いました)
中間距離から放つ得意の右アッパーや左フックも当たりだし、後半はほぼカバエロ選手のペース。公式のジャッジの採点も116-110,116-111,115-112の3-0でカバエロ選手を支持していました。(6ラウンドにルシエルバ選手に減点1)
わたくしめのシロート採点も116-111で、スコア通りカバエロ選手がややてこずったものの順当な勝利を得たように感じたのですが、試合を中継したShowtimeの実況、リングサイドのプレスの見方はもっとクロスしたものでした。

ボクシングの採点ってのはまあ難しいものですねえ

カバエロ選手は27勝(18KO)2敗。ラシエルバ選手は32勝(22KO)7敗6分。


Caballero defeats Lacierva!
Defense not-so-pretty for Caballero
Celestino Caballero W UD 12 Jorge Lacierva
Caballero retains WBA super bantamweight title
Lacierva looks forward to second title crack
Caballero decisions Lacierva!

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