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WBAスーパーフェザー級タイトルマッチ
11日に東京で行われたWBA戦は、メキシコのファン・カルロス・サルガド選手(Juan Carlos Salgado)に挑んだ東洋王者の内山高志選手(Takashi Uchiyama)が最終12回ストップ勝ちで快勝して王座に就いた一戦でした。(体格比較)
内山選手の見事なパフォーマンスでした。10月にリナレス選手を一発で沈めたサルガド選手に対して左のジャブ、左フックのリードで自らの距離を終始コントロール。リードとして用いる左に加え、サルガド選手の攻撃を迎え撃つカウンターブローとしての左も実に効果的でした。
単発の右のクロス、左フックで抵抗するサルガド選手ですが、内山選手ペースの流れは変わりません。中盤で足を使ってのボクシングでややリズムを掴みかけた王者でしたが、挑戦者が序盤から強烈に叩き込んでいたボディブローの効果か、終盤に入って動きを鈍らせた時点で万事休していました。
11回終了間際に右ストレートを痛打され、続く最終12回に右ストレートを中心とする内山選手の攻勢に1度ダウンを奪われた後のストップでした。
技術レベルの高さを感じさせる内山選手のパフォーマンスに驚かされました。ついこないだまでパッキャオ選手が戦っていたように、世界的強豪も多いこのクラス。初の世界戦で堂々たる戦いを見せた内山選手の活躍に期待したいです。
内山選手は14勝(11KO)。サルガド選手は21勝(15KO)1敗1分。
【ボクシング世界戦】サルガドVS内山【KOシーン】
内山、TKOで新王者に=細野は判定で敗れる-ボクシング世界戦(時事通信)
完敗サルガド「内山うまい」/ボクシング(日刊スポーツ)
内山-サルガド詳報/ボクシング(日刊スポーツ)
内山が無敗で世界王者 王者サルガドを12回TKO(中日スポーツ)
内山“指名”初防衛戦にリナレスと粟生(デイリースポーツ)
Uchiyama Upsets Salgado, Kratingdaenggym Beats Hosono(Mark Vester/BoxingScene)
Full Report: Uchiyama-Salgado(Joe Koizumi/Fightnews)
写真
内山 12回TKO勝ちで王座奪取(AFPBB)
ホルヘ・リナレス対ファン・カルロス・サルガド(2009/10/10)
11日に東京で行われたWBA戦は、メキシコのファン・カルロス・サルガド選手(Juan Carlos Salgado)に挑んだ東洋王者の内山高志選手(Takashi Uchiyama)が最終12回ストップ勝ちで快勝して王座に就いた一戦でした。(体格比較)
内山選手の見事なパフォーマンスでした。10月にリナレス選手を一発で沈めたサルガド選手に対して左のジャブ、左フックのリードで自らの距離を終始コントロール。リードとして用いる左に加え、サルガド選手の攻撃を迎え撃つカウンターブローとしての左も実に効果的でした。
単発の右のクロス、左フックで抵抗するサルガド選手ですが、内山選手ペースの流れは変わりません。中盤で足を使ってのボクシングでややリズムを掴みかけた王者でしたが、挑戦者が序盤から強烈に叩き込んでいたボディブローの効果か、終盤に入って動きを鈍らせた時点で万事休していました。
11回終了間際に右ストレートを痛打され、続く最終12回に右ストレートを中心とする内山選手の攻勢に1度ダウンを奪われた後のストップでした。
技術レベルの高さを感じさせる内山選手のパフォーマンスに驚かされました。ついこないだまでパッキャオ選手が戦っていたように、世界的強豪も多いこのクラス。初の世界戦で堂々たる戦いを見せた内山選手の活躍に期待したいです。
内山選手は14勝(11KO)。サルガド選手は21勝(15KO)1敗1分。
【ボクシング世界戦】サルガドVS内山【KOシーン】
内山、TKOで新王者に=細野は判定で敗れる-ボクシング世界戦(時事通信)
完敗サルガド「内山うまい」/ボクシング(日刊スポーツ)
内山-サルガド詳報/ボクシング(日刊スポーツ)
内山が無敗で世界王者 王者サルガドを12回TKO(中日スポーツ)
内山“指名”初防衛戦にリナレスと粟生(デイリースポーツ)
Uchiyama Upsets Salgado, Kratingdaenggym Beats Hosono(Mark Vester/BoxingScene)
Full Report: Uchiyama-Salgado(Joe Koizumi/Fightnews)
写真
内山 12回TKO勝ちで王座奪取(AFPBB)
ホルヘ・リナレス対ファン・カルロス・サルガド(2009/10/10)
想像以上にポイント差が小さかったので、もうちょっとジャブを増やさないとこれからの世界戦では厳しいのかもしれないですが、それも十分修正可能。
リナレスとつぶし合うのは勿体ないので(粟生はちょっと出番がないかな……)、どんどん世界の強いランカーと防衛戦して上を目指す……その前にえーと暫定王者がいたんでしたっけ。馬鹿馬鹿しい。
正直粟生のチャンスに出て行かない消極さというか、チキンぶりが我慢できないので、世界戦はこうだ!というのを内山が教えてやってほしい!!
内山選手も初めて見たのでいつもの戦いぶりは私にはわかりません。
ただこの日の試合を見て、こんなに良い選手がこのクラスの日本人にいたのか、と驚きました。
次の試合を早く見てみたいと感じた見事なパフォーマンスでした。
>チャルバンチャイさん
粟生との試合は私も非常に興味あります。見すぎる悪癖も前戦ではかなり修正できてきているように私には感じられましたし、日本人同士とか関係なく世界的な目で見てもかなりの好カードに思えます。
アマで培った技術と、ハードパンチが合わさって、これからも楽しませてくれそうです。
ちなみに内山選手の試合は、夜中にこっそり地上波でテレビ放送してました。
そこら辺から内山選手の試合を見る事が出来ていて、ラッキーです
12RのあのタイミングでKOできる素質はそのまま王者の資質なのでしょうか。もっともっと試合が見たくなる勝ち方でした。
強心臓ぶり、という事でしょうか。私も内山選手の堂々とした戦いぶりは驚きでもあり、また逞しくも感じました。
>サモアンさん
私も過去の内山選手の試合を可能な限り発掘して見ていきたいと思っています。
>カチガラスさん
この試合に関しては、距離感の良さと左の使い方、状況に応じた武器選択の正確性
みたいなものを強く感じました。非常にセンスのある選手ですね。