ヘスス・チャベス対ダニエル・ヒメネス(2008/04/04)

ライト級10回戦

元2階級制覇王者のヘスス・チャベス選手(Jesus Chavez)が14ヶ月ぶりの復帰戦に登場。ドミニカのダニエル・ヒメネス選手(Daniel Jimenez)との10回戦に判定勝ちして戦線復帰を果たしています。(97-93x2,96-94)
※boxrecではヒメネス選手をプエルトリカンと表記しています(？)

チャベス選手にとっては、昨年2月にIBFライト級王者として暫定王者のフリオ・ディアス選手との統一戦に臨み、自らの膝の負傷による自爆TKO負けを喫して以来のリング。右ヒザにサポーターを着けての復帰戦でした。
試合は、スピードを生かした正確なパンチを放つヒメネス選手を、チャベス選手が積極的な前進とパワフルな攻撃で対抗する展開。
ヒメネス選手の攻撃は非常に正確なものでしたがパワーに欠け、チャベス選手の力強い攻撃は有効ではあるもののミスが目立ち被弾も多い。
中盤以降試合自体のペースも行ったり来たりのクロスしたもので、両者のどちらの攻めを有効と見るか悩むラウンドが続いた接戦でした。

ヒメネス選手の放つ右ストレートが危険なタイミングでまともにチャベス選手を捉える場面が初回から何度も見られたのですが、怯まずにチャージを続けたチャベス選手が強引に押し切る形でユナニマスの判定を得ています。
もっさりとした動きでキレが感じられなかったチャベス選手ですが、この日は久しぶりの復帰戦。内容は次戦以降に期待したいです。

チャベス選手は43勝(29KO)4敗。ヒメネス選手は17勝(10KO)3敗1分。

Chavez wins comeback fight!
Chavez, Gonzalez Keep Afloat With Wins in Cali
Jesus Chavez Shakes Rust Beats Jimenez
GONZALEZ BLITZ HALTS RUIZ IN 3; CHAVEZ DECISIONS JIMENEZ
写真
Chavez returns!

ヘスス・チャベス対フリオ・ディアス(2007/02/03)

激闘 リングの覇者を目指して 岩崎 大輔 ソフトバンククリエイティブ このアイテムの詳細を見る