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ホエル・カサマヨール対ジェイソン・デービス(2009/11/06)

2010-06-05 10:30:13 | ボクシング
ウェルター級8回戦

半年前の試合です。元世界王者のキューバ人サウスポー、ホエル・カサマヨール選手(Joel Casamayor)がジェイソン・デービス選手(Jason Davis)にイージーな8回判定勝利を挙げた一戦でした。

7月にアミア・カーン選手がカサマヨール選手と対戦?、とのニュースで思い出したこの試合。
Amir Khan Offers Casamayor £400,000 For July 31 Clash
パッキャオ対コット戦の前週にラスベガスで行われた試合を今更ながら見てみましたが(メインはジュダー選手が出ていた興業)、カサマヨール選手がスキルの差を見せつけるレッスンに終始した8ラウンズでした。
この日はキャリア再重量の146ポンドだったカサマヨール選手でしたが、力がどこにも入っていないリラックスしきった動きに重さは見えません。
軽く伸ばす左右のストレート、右フック・アッパー、サイドへのステップワーク、そしてクリンチで10歳年下の相手をあしらい続けるキューバ人の姿はまさに職人。
サウスポーが右フックを引っ掛けて右に出るのはよく見る光景ですが、それと同じタイミングで右へ出ながら右アッパーを決めるあたりなど、やはり流石と唸らせられます。格下相手のスパーリングのような位置づけの試合ではありましたが、相変わらずの冴えを見せていたカウンターなど高い技術はまだまだ健在とアピールするには十分の内容でした。
だからと言ってカーン危うし!ってのは全然違うとも思いますが、実現するならば色々な興味のある楽しみなカードです。
ゲレロとやるとかグスマンと、など度々名前が浮上しては結局流れ続けている最近のカサマヨール選手ですが、このカーン選手との試合は実現してほしいです。

カサマヨール選手は37勝(22KO)4敗1分。デービス選手はこの日の敗北以降さらに2つ黒星を増やして現在11勝(3KO)7敗1分。

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2 コメント

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息が長いですねえ (まっからむ)
2010-06-06 18:23:31
カサマヨールがウェルターとは驚きです。

カサマヨールといい、トニーといい、ナチュラルな動きのテクニシャンはパワーに依存せず、相手の力を利用できるので、階級を上げても活躍できるのですね。
自分的には屈指の名勝負だった、マルケスと再戦して欲しいです。
でも、ウェートはSライト位にして欲しいな。
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Unknown (管理人)
2010-06-06 23:33:12
>まっからむさん
今回(というか去年なんですが)の試合はウェルター級でしたが、カーンとの試合が噂されているようにスーパーライト級が彼の今のクラスなんでしょう。
それでも昔を思えば十分重いですけどね。

成長著しいカーンとの試合が実現すれば不利は否めないでしょうが、この曲者親父が簡単にやられるだけとも思えません。是非見たいカードです。
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