box観戦記録

100%自分用のリストです

サキオ・ビカ対アンソニー・ディレル(2014/08/16)

2014-08-17 22:42:18 | ボクシング

WBCスーパーミドル級タイトルマッチ

WBC王者サキオ・ビカ選手(Sakio Bika)とアンソニー・ディレル選手(Anthony Dirrell)との昨年12月以来のダイレクトリマッチは米国カリフォルニア州で行われ、ディレル選手が12回3-0判定で勝利して新王者の座に就いています。(体格比較)

初戦ではビカ選手のDQ寸前のラフファイトに巻き込まれた末に納得の行かないドロー決着に終わっていたディレル選手。いきなりラフな右を振るって出たディレル選手のこの日のスタートからは感情的なものが感じられます。対するビカ選手もラフファイトで応戦。クリンチ状態から両者もつれて倒れこむなんてシーンも早々に訪れてどうなることか心配したのですが主審のジャック・リースさんの過剰にも思える介入もあって徐々に試合が落ち着いていきます。
そしてそんな展開の中リードしたのはディレル選手のシャープな左ジャブ、右ストレート。ビカ選手も自らのバランスを崩すほど強振する左右で迫るのですがディレル選手の正確なショットを決められ、接近すればホールディングに阻まれて持ち味を出せません。
4回5回とロープに押し込んでからのボディ顔面への乱打でペースを引き寄せたビカでしたが5回終盤にディレル選手の右カウンターを2発決められて後退。以降挑戦者の右ストレートリードを綺麗に強く決められるラウンドが続いて思い切った踏み込みを躊躇せざるを得ない状況に追い詰められたビカ選手がずるずるとラウンドを失い続け、明白な12回判定を失っての王座陥落でした。



公式のスコアは117-110、116-111、114-113の3-0ディレル。シロート採点117-110ディレル。

ディレル選手は27勝(22KO)1分。ビカ選手は32勝(21KO)6敗3分。


Anthony Dirrell UD 12 Sakio Bika live round-by-round updates(Lem Satterfield/RingTV):119-109ディレル
Shawn Porter vs. Kell Brook: Live Round-by-Round Results and Highlights(Kevin McRae/Bleacher Report):117-110ディレル


サキオ・ビカ対マルコ・アントニオ・ペリバン(2013/06/22)
アンドレ・ウォード対サキオ・ビカ(2010/11/27)
サキオ・ビカ対ジャン・ポール・メンディ(2010/07/31)
サキオ・ビカ対ネストール・カサノバ(2009/07/30)
サキオ・ビカ対ピーター・マンフレドJr(2008/11/13)
サキオ・ビカ対ジェイドン・コドリントン(2007/11/06)
ルチアン・ブテ対サキオ・ビカ(2007/06/15)

アンソニー・ディレル対アルフレド・コントレラス(2009/08/07)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿