長谷川穂積対シンピウェ・ベチェカ(2007/05/03)

WBCバンタム級タイトルマッチ

有明コロシアムで行われたバンタム級戦は、長谷川穂積選手(Hozumi Hasegawa)が南アフリカからの挑戦者シンピウェ・ベチェカ選手(Simpiwe Vetyeka)を判定で退けタイトル4度目の防衛に成功しています。

トリプル世界戦のメインに登場した日本のエース、長谷川選手でしたが、南アの挑戦者の深い懐と長い右にやや苦しめられた試合でした。
相手のパンチを警戒するあまり動きが硬直化してしまい、そうしている間にベチェカ選手がリズムを掴んでいってしまう、という悪い流れ。
とはいえ、長谷川選手が劣勢というわけではなく、ポイント、ペースともに支配しつつも攻めあぐねていた、というだけでした。
テクニックのあるやりにくい相手でしたが、実力的には長谷川選手がはっきりと上回っていたように見えただけに、12回に見せた強引な攻めをもっと早いラウンドから見たかったです。

長谷川選手は22勝(7KO)2敗。ベチェカ選手は19勝(9KO)1敗。

長谷川は小差判定でＶ４　難敵ベチェカ撃退　トリプル世界戦③
Hasegawa still WBC 118 champ!

試合動画(stage6)

試合動画(stage6)バレロ本望
試合動画(stage6)名城ムニョス