麺屋 大つけ麺博（東京都港区六本木）

今日は限定メニュー狙いで鳥見を終えた後、帰宅して機材を置いてから六本木の「麺屋　大つけ麺博」に向かいました。
とは言え、今日のお目当ては元々この店の・・・という訳ではなく、ルリが割とよく行く西新宿の
「麺屋　翔」の店員さんが考案した、２００食限定のラーメンです。

店の前に着くと数人の列が出来ていましたが、待ち時間はさほどでもなさそうです。
店員さんから先に食券を買ってから並んでお待ち下さいとアナウンスがあったので、
とりあえず店内の券売機で食券を買って店員さんに渡してしばし待ちました。
本日のチョイスは“宇和島鯛だし塩ラーメン”（８５０円）。店員さんの修行の一環でしょうが、非常に楽しみです。

カウンター席に案内されてか少し経ってら出て来たのはマダイの出汁がきいた塩スープに
中細ストレート麺が入り、チャーシュー、マダイの刺身、海苔、ネギ、カイワレダイコン、穂先メンマが乗った一杯でした。

スープは一見おとなしめですが、マダイの出汁のきき方が半端なく、鮮烈な味わいに仕上がっています。
麺は滑らかな食感でスープの持ち上げも良好です。

チャーシューは薄味でスープの味を邪魔しないのですが、噛むと肉の旨味をしっかり感じさせてくれる逸品です。
肉と脂身のバランスも良く、食べ応えも十分です。刺身は時間が経つとスープの熱が通って鯛しゃぶみたいになりました。
海苔も香りがしっかり感じられ、穂先メンマは柔らかくて食べ応え十分です。薬味のチョイスもさすがです。

全体的には鮮魚系でありながら「麺屋　翔」のテイストをしっかり感じさせる一杯だと思いました。

実は宇和島鯛めし（３００円）も頂いたのですが、こちらもマダイの刺身が生卵やネギ、ミョウガ、白ゴマ等と
組み合わされることで無二の味わいを生み出しています。特にミョウガの使い方が絶妙でした。