麺処 ほん田（東京都北区東十条）

今日は鳥見を終えて浦和駅から電車で帰路に就いたのですが、浦和からなら東十条で
途中下車できるよね♪・・・ってことで東十条で下車。南口より歩いて数分の所にある
「麺処　ほん田」に食べに行きました。

店に着くと予想通り行列が出来ていたので、とりあえず店内の券売機で香味鶏だし特製ラーメン（９００円）の
食券を購入してから外に並んで待ち、２５分ほどで店内のカウンター席に案内されました。

カウンター席についてから程なくして出て来たのは鶏ガラベースに醤油ダレをきかせたスープに
細めのストレート麺が入り、チャーシュー２種（レア、バラ）、海苔、白髪ネギ、ミズナ、味玉、
焦がしネギ等が乗った一杯でした。

スープはあっさりしつつもキレがあって物足りなさを全く感じさせず、
麺もコシがしっかりあってスープの旨味をよく持ち上げてくれます。

チャーシューは低温調理のレアチャーシューが秀逸で、柔らかくも肉の食感が楽しめ、
薄味でスープの味を邪魔せず、それでいてきちんと自分の存在を主張しています。
その一方でバラチャーシューはあってもなくても良いような、何とも蛇足な感じが拭えません。
白髪ネギやミズナのシャキシャキ感、細く切られたメンマのコリコリとした食感がアクセントといったところでしょうか。
海苔は家系の店で出しているものほどパリッとはしていませんが、香りはきちんとあります。
味玉もきっちり半熟で、やや甘めの味付けはブランデーによるものだそうですが、これもグッドです。

全体的にはあっさりしつつも力強い味わいで、卓越したバランス感覚の上に成り立っている一杯だと思いました。
世にラーメン屋は数あれど、これほどバランスのとれたラーメン屋はそうそうないと思います。
この味が好きか嫌いかは別にして、この味に他所との違いや差を感じ取れない人は
どんなに評判の店に食べに言っても無駄かもしれません。
もっとも、その方が大概の店で美味しく頂けるでしょうから、ある意味、幸せだとは思いますが・・・。
ルリは思わずスープを飲み干しそうになりました（爆）。

ここにも貼り紙が・・・

最近、人気のあるラーメン屋に行くとこの手の貼り紙を目にする確率が高い気がします。
まあ、冒頭部分は妥当でしょうが、中段から下はわざわざ言わずとも守って当たり前のマナーです。
美味しい店の情報はあっという間に広まっても行列のマナーはなかなか広まらないのが現実ということでしょうか。

曇天空抜けだけど・・・

折角なので撮ってみました。

今日の変身

ヒレンジャクが化けたに違いないっ！（滝涙）