数日前に図書館に行ったときのこと。
「七悪魔の旅」を読んだあと、悪魔と地獄についてもっと詳しく知りたくなった私は、
ギュスターヴ・ドレ挿絵のダンテ「神曲」を借りてウキウキしながら、
新着図書の棚の前を通りかかったのです。
すると、なにやら視線を感じます。
そう、新着図書の棚の中のある一冊が、私を呼んでいるのです!
魔法にかかったかのごとく、フラフラと棚に近寄り、
手にとってみると「ねむり姫」というタイトルです。
おや、おとぎばなしですか、と作者を確認してみると、なんと、澁澤龍彦ではありませんか!
即、カウンターへ向かいました。 . . . 本文を読む