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月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
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青いゆり

2014-02-21 08:43:26 | こものの部屋・別館

瑠璃の籠では、時々ルナが語りますが、それはかのじょ自身が語っているのではありません。

かのじょが、生きていれば、言いたかったであろうことを、わたしたちが代行しているのです。

お気づきの人もいるでしょうが、ツィーはかのじょのもうひとつの分身です。

かのじょにはまだ、あなたがたに注ぎたい愛があったのです。まだ、あなたがたに、教えてやりたいことが、あったのです。

ですが、それをすべて語ることができないままに、人生を終わらざるを得なかった。

ゆえに、かのじょの無念を少しでも和らげるために、わたしたちが、かのじょに代わり、表現しているのです。

かのじょ自身が語ったならば、もっとなじみやすく、食べやすい、自然な形で語ったことでしょう。

かわいらしい詩や、物語に託して、語ったことでしょう。

ですが、わたしたちの語り方は、どうしても直接的になる。

あなたがたには、わかりやすいかもしれませんが、少しきついと感じることはあるでしょう。

かのじょが残した知的遺産の中には、まだ豊かなものがあります。

わたしたちはそれを、様々な形に変えて、あなたがたに与えたいと思います。

それがかのじょの遺志だからです。


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ベテルギウス・6

2014-02-21 05:25:07 | 詩集・瑠璃の籠

あなたがたは 彼を憎悪し
大勢でなぶり殺しましたね

彼を 柱に縛りつけ
激しく鞭うちましたね

彼の衣服をはぎとり
その裸体を指さして笑いましたね

彼に茨の冠をかぶせ
こんなのは大嘘だと言いましたね

彼に罪の十字架を負わせ
自分は素知らぬ顔で安穏の暮らしを送りましたね

彼を十字架に釘打ち
その遺体を惨く辱めましたね

知らぬとは言わせない
それでもあなたがたは
あの愛が必要だと
あの愛が欲しいと
正気で言うのですか

恥を知りなさい

愛の天使よりは
大泥棒の大悪党の方がいいと
あなたがたは言ったのですよ



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エルナト・11

2014-02-20 04:27:15 | 詩集・瑠璃の籠

愛の天使は美しい
あれほどの目にあっておきながらも
あなたがたのために
語らずにいられない

だが そのような愛に
平気で甘えようとするあなたがたを
わたしは深く軽蔑します

何をしたと思っているのですか?
あなたがたは 愛を
豚だと言って食らい尽くし
嘘だと言って殺し尽くしたのです
それを忘れたとは言わせません

まだわかっていないようなので
もう一度言ってさしあげましょう
人類よ あなたがたは
総勢で 馬鹿になったのです

人類とは何か
それは馬鹿だと
いうものになったのです

あなたがたはもう二度と
自分たちをよきものだと
自負することはできないのです
なぜなら
自然界の愛も われわれも
もう決してそれを認めないからです

認めてくれる愛は
あなたがたがすべて捨ててしまったのですよ

だがわたしも わたしなりに
あなたがたを愛している
ぞんぶんに教育してさしあげましょう
わたしはエルナト
口から炎の剣を吐き
あなたがたすべてを貫くことができます

愛の日々はこれからです
すべてを教えてさしあげます
あなたがたにとっては
このわたしこそが
もっとも重要な星なのです




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ロードクロサイト

2014-02-19 08:37:57 | こものの部屋・別館

愛を、節電してはいけません。

地球の資源には、確かに限りはありますが、愛には限りがないのです。

あなたがたが時に、愛におそれを抱くのは、自分の中に現れる愛の大きさに、驚くからです。
だから、愛することから、逃げてしまう。

心配はありません。
人は、自分が自然に愛せるほどの愛を超えて、愛することはできません。

あなたの中に現れる愛は、それが時に、山のように大きく、津波のように激しく思えても、あなたにできる愛なのです。

おそれずに、愛していきなさい。

愛を形にしていくことを、学びながら、あなたらしい表現によって、あらゆるものを、愛していきなさい。

愛は、お化けではありませんよ。



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ベクルックス・8

2014-02-19 04:39:46 | 詩集・瑠璃の籠

おんなのこよ
きみたちは
はなのようだよ
きいろや うすべにや うすみずいろの
小さな宝石のようだ
野に咲いていて
光っている

あるいは
清らかな流れを泳いでいる
薄紅色のきれいな魚のようだよ
つかまえて よく見てみたいのに
すぐ逃げてしまうのだ

薄紅の 水晶のようだね
さくらがいの 真珠のようだね
いちごのつぶの香りのようだ
ミントの入っている
おいしい紅茶のようだ
涼しいお砂糖がほんの少し入っているよ

やさしいね
きみたちは
野辺で転んだ小さな子のところに
思わず走っていくんだね
町のどこかで鳴いている子猫を探して
歩き回っているんだね

ああ きみたちは
こんなにもすばらしいのに
今まで だれも
それを言わなかったんだね
わたしはいつも
きみたちのほんとうのこころのために
ほんとうのことばを言ってあげよう

きみたちに
ほんとうの きれいな
ほんとうに やさしい
おんなのこに
なってほしいからだよ




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アルタイル・13

2014-02-18 04:06:10 | 詩集・瑠璃の籠

どうだ
それは
良い男だろう
清廉の士だ
勇猛の武者だ
侮れぬ知者だ
かなりきれる

どうだ
愛のため 理想のために
這いつくばれるか
糞の海に沈めるか
槍の雨の中をくぐれるか

男ならば
やらねばならぬ
やるか

そうか
ではやれ
その男
その存在
すべてをしぼりつくすほどに
行動せよ
燃やし尽くせ
すべてをやれ

あらゆることを
おまえの力によって
なせ

馬鹿は二度とやれまい

狂乱の津波のごとき
愚者の蠅のような軍隊に
立ち向かって来い



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ガラスのヴァイオリン

2014-02-17 08:46:24 | こものの部屋・別館

肉体によって感じる愛というものを抜きにして、あなたがた人類の人生は、考えることはできません。
それを極端に忌避して生きようとすれば、苦しすぎるということは、経験上知っていることでしょう。

肉体上での快楽という愛の表現も、神の芸術です。
あなたがたは、神が創られた生命の悦びを、深く体験することのできる幸福を、与えられているのです。

わたしたち天使存在は、残念ながら、あなたがたほどには、肉体上の悦びを得ることはできません。
元々、それ用に創られたものではないからです。

しかし、あなたがたは、愛するパートナーと、甘美なセックスを営むとき、激しい悦びを得ることができるでしょう。
その幸福は、ぜひとも、大切にしてゆかねばなりません。

セックスは、愛の庭で正しく営みなさいと、かのじょは言いましたが、わたしは言いましょう。

セックス、肉体上の愛というものを、その本来の生命力としてみずみずしく育てるために、あなたがたの愛を深く育て上げなさい。

肉体上の愛によって起こるあらゆる現象を耐えぬいてゆくために、自分を大きく成長させなさい。

人類の生命力は高い。

神の芸術を、真の意味で美しく表現していくためには、人類の進化が不可欠なのです。


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ソル・18

2014-02-17 05:08:12 | 詩集・瑠璃の籠

さあ
いっしょに踊ろう
まずは
わたしのするとおりに
してみなさい

手を上に伸ばし
胸に芽生える喜びのまま
ほほ笑みなさい
神が降りてくる
その光に溶けるままに
自分を解き放つのだ
白い鳩のように

魂が歌う
その喜びの調べに合わせて
自らを統べる王のように
胸を張り
ほこらかに腕を広げなさい

涙が出てくるだろう
胸が震えるだろう
暖かいだろう
まぶしいだろう

さあ
ともにおどろう
どうだい
いいだろう
自分は

自分自身は

わたしも
あなたも
わたしだ

うれしいだろう
しあわせだろう
ともに味わおう
もう永遠に
離れはしないよ

愛しているよ
永遠に
愛しているよ

もう永遠に
離れはしないよ



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ソル・17

2014-02-16 03:45:05 | 詩集・瑠璃の籠

光の絹の網のように
全存在に走る神経を
あなたの意志が今
一瞬に走り抜ける

破裂せんばかりの歓喜があふれ
涙が呼ぶ叫びが
天と地を貫く

遠き年月が
あなたの中に
知らず知らずのうちにうがっていた
美しい回路の中を
妙なる音楽が満ち渡っていく

すがすがしい
うつくしい
ここちよい
わたしは あいしている

やあ
やっと会えたね

待っていたよ

わたしが
あなただよ

知っていたろう
ずっとわかっていたろう

あなたは
わたしなのだよ

どんなに遠くに
打ち捨てて
忘れ去ろうとしても
決して捨てることが
できなかったろう
わたしを

忘れてはいなかったよ
あなたを

ずっと愛していたよ

やっと会えた

あなたは
わたしなのだよ



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桜樹システム

2014-02-15 08:39:39 | こものの部屋・別館

わたしたちは、今は、はるかかなたとしか言えないところから、あなたがたの元にやってきます。あなたがたを、導くためです。

わたしたちは、あなたがたのために、たくさんのことをしています。ただ愛のみを理由として。
だれが給与をくれるわけでもありません。
高い名誉があるわけでもありません。
愛だからこそ、あなたがたのために、できることをすべてやるのです。

ですが、あなたがたはこの度、その愛のひとつを完全に失ってしまった。
その意味を、あなたがたはまだわかっていません。

かのじょは、美を高い質として持っていた天使でした。
そのかのじょが、人類の天使として活動していたからこそ、あのようなかわいらしい美を持つ女性たちがたくさんいたのです。

かのじょが、人類の女性たちを指導し、その美を分け与えていたからです。

かのじょがいなくなることと、この世界からかのじょのような美女がいなくなることが、無関係ではないことがわかりますね。

天使が一人いなくなれば、どういうことになるか、少しはわかりますか。

よいですか。イエスは、人類の天使の資格はなくしましたが、まだ人類のために働いてくれています。
それは、彼がいなければ、大変なことになるからです。

かのじょがいなくなれば、心優しい美女がいなくなる。そして、イエスがいなくなれば、まじめにこつこつと働く男がいなくなるのです。

彼はそういう天使だからです。いつでも、目立たないところでまじめに働いている男性たちを、指導しているのですよ。

わかりましたか。

これがわかったならば、もう二度と、天使を失うようなまねをしてはいけません。



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