ひとりごと

ほっとひと息、心がなごむひとりごと

篠笛と…♪ いよいよ!

2010-08-30 22:06:44 | Weblog
午後、再び横笛の奏者、大野利可さんのお宅にお邪魔しました。

この約10日の間にお互いが創った世界を、もう一度持ち寄って、さらに練り直して・・・の稽古の日でした。 
利可さんの、時に力強く、時に繊細に語るようにに奏でる笛の音と共に、「祭りの晩」の物語が、前回よりも一層立体となって動き出すのが感じられて、私もつい語る言葉にググッと力が入りました・・・が、この力を程よく抜いていかなければなりません~

お互いの音色が、さらに溶け合って、この賢治作品の「純粋な心」の世界を描き出せるように頑張ります。

それにしても、10年ぶりの共演だというのに、お互いの描く世界が、「何処を大切にするか」ということで、すぐに通じ合えるというのは本当に嬉しいことでした!
さらに、今日の課題を確認し合って、また3日後にお会いすることに・・・。
きっときっと、素敵な世界になるはずです!


来月11日(土)の「ちいろば30周年記念の講演会」、たくさんの皆さんが来てくださいますように!!


      ☆ ちいろば30周年記念 ・ 和久洋三 講演会  ☆


  日時   9月11日(土)    13:30PM 開演
  会場   川越西文化会館メルト
  チケット   前売り 1000円 (当日 1300円)
  お問合せ・お申込み  ちいろば  049-244-5860


   詳しくは→ http://www.chiiroba-toys.com/file/14/wakusann-kouennkai.pdf



「こめつぶつぶより展」終了!

2010-08-29 21:32:24 | Weblog
埼玉県・越生町のカフェギャラリー「山猫軒」で6月4日から開かれていた、「第1回 こめつぶつぶより展」が、最終日を迎えました。

越生在住の日本画家、岡村桂三郎さん&竹内啓さんの田んぼに集まって農作業している芸術家たち約30人のさまざまな作品がさりげなく飾られていて、ギャラリーや周りの自然と一緒に呼吸しているような、素敵な展覧会でした!

「作品の搬出&打ち上げ」ということで、午後6時ごろから皆さんが集まり、車の人々ばかりなのでノンアルコールビール、ウーロン茶、ジュースなどで乾杯!!^^
そして7時半頃まで、しばし歓談。
こころ座も、7月10日の一夜、賢治作品の公演で参加させていただきましたが、あの日の静かで温かい時間が、懐かしく蘇えりました

私は田植えに参加できなかったので、今夜初めてお会いする方たちも多かったのですが、この展覧会を通して解った、私の友人のお嬢さんの同級生という方にも会えたり、お話するうちに「あらあら、人の出会いってホントに不思議で面白い!」と思うことがいっぱいありました!

「来年もまた開催しましょう!」ということで、それぞれの作品の搬出が始まり、私も竹内さんの作品のお手伝いを少しした後、ひと足先に越生の山を降りて来ました。
大きな、半月に近くなったオレンジ色のお月様と星がきれいでした!

秋の稲刈り、去年はイノシシの被害で中止だったのですが、今年は大丈夫かな?
でも岡村さん報告によると、せっかく田植えした苗を、カモたちが泳ぎ回って(水鳥たちの楽園となっていたそうな・・)ずいぶん倒してしまったので、また少し植えなおしたとか・・・
手入れや管理は大変ですよねえ・・・私たちは、その日、参加するだけで、申し訳ないみたいです
・・・でも、お知らせ、楽しみに待っています




 





夏の終わりに…

2010-08-28 22:09:40 | Weblog
午後、お友だちの「東上線コンビ」(笑)のK&Kさんが、高麗まで遊びに来てくれました!

小学校の先生であるKさん、また、子どもたちに関わるお仕事をしていらっしゃるKさん、お二人とも「夏休み」といっても忙しい毎日で、やっと今日時間が取れて訪ねて来てくださったのです!
巾着田の入口近くにある「オーガニックカフェ・阿里山」で待ち合わせ、お茶を飲みながら久しぶりにのんびり、おしゃべりしました!

半年に一度くらい、「どうしてる~?」と顔を見に来てくれて「高麗の景色と、あなたに会うとホントに深呼吸できるの~!」と言ってくれる、優しいお姉さんのようなお二人です。
きっときっと、いつも忙しい時間に追われて、お仕事のストレスも山のように抱えていらっしゃるのだろうなあと思うのですが、ほんの少しの時間でも、緑いっぱいの空気を吸ってリラックスしてもらえるのは本当に嬉しいです!

あらゆる現場で「人間らしく」生きようとすればするほど、大きな壁にぶつかるような時代!
でもやっぱり、「それだけは失いたくはない!」って頑張っている「優しい心」ほど傷つけられる世の中って、どこか狂っているよなあ・・・。
お話聞きながら、私も大切なもの見失わないように、明日からもやっぱり、一歩ずつゆっくり歩き「信じること」語っていこう・・・と、改めて思いました!









 














かわいいサミット♪・・・開催!

2010-08-26 21:57:09 | Weblog
いよいよ、埼玉県・熊谷市の八木橋デパートを会場にして、「amp~かわいいサミット2010」が始まりました!

行田市の、障害者自立生活支援センター「(特)CILひこうせん」さんが呼びかけ人となって開催された「art!meet!performance!」のお祭りです!
障害者の方たちの素晴らしいアート作品、雑貨、食品など、色々な「かわいい物」が全国から大集合!
私たちこころ座も、開催初日の今日、オープニングのステージで公演させていただきました!!

午前10時半、会場に到着。 八木橋デパート入口に設置された「熱いぞ!熊谷!」の温度計はすでに30度を指していました。
天気予報ではお馴染みになってしまった熊谷の気温。今日も「猛暑」の予報で、お昼過ぎに来場される皆さんは大変だあ~~と思いながら、準備に取り掛かりました!

デパートの搬入口は、大きなトラックが次々と入って来て、様々な商品を搬入する業者さんたちで、まるで戦場!
皆さん汗だくで、様々な大型台車に載せた荷物が行き交う中、その隙間を縫いながら私たちも大型エレベーターで8階のカトレアホールまで機材を運びました。
「舞台裏って、ほとんど総てこんな感じだよねえ・・・」なんて、おしゃべりしながら、汗をふきふき・・・やっぱり「肉体労働派女優」たちです~~
 
会場の広いホールには、かわいいブースがいくつも設置されて、色鮮やかなアート作品、素敵なグッズ、食品などが所狭しと並んでいました!
平日にもかかわらず、すでに沢山の方たちが来場されていて、とっても賑わっていて嬉しくなりました!

私たちのステージにも、たくさんの方たちが参加してくださればいいなあと思っていましたが、開演時間の12時半には、今日初めて出会う皆さんや、いつもいつもこころ座を応援してくださる皆さん、最近新たに出会った方たち、また数年ぶりに再会できた方・・・等々、設置された約50席がいっぱいになりました!
約1時間、童話の語り、「だいじょうぶ」など歌を聴いていただきましたが、皆さんの涙と笑顔に会い・・・最後には思いがけずアンコールで再び「だいじょうぶ」を客席の皆さんと一緒に歌ったり、私たちが皆さんから感動をいただきました!
そして、障害や、あらゆる境遇を越えて、お互いにゆっくりでもいいから「人と人・心と心の優しい繋がり」をますます大切に丁寧に紡いで共に歩いていけたらと、改めて思いました!!


終演後、私たちもゆっくり会場を廻り、それぞれの団体の作品を見たり、またお買い物も楽しみました
本当にデザインも色彩も素晴らしいアート、グッズ、こだわりの美味しい食品などなど、魅力いっぱいのサミットです!!
30日(月)まで開催されているので、是非是非、お出かけいただきたいと思います

実行委員会の皆さん、明日からも頑張ってくださいね!

夕方、外に出ると相変わらずの熱気! デパート玄関の温度計は37度を指していました~~!
やっぱり、「熱かったぞ!熊谷!」












甲斐の国から、いざ関ヶ原!の旅・その3

2010-08-26 00:44:22 | Weblog
そして今日は、いよいよ不破子ども劇場の皆さんとの事前交流会!

不破子ども劇場の本拠地は「関が原」と知り、以前から「是非、町を見て歩きたいです~~!!」とおねだりしていたもので、今朝は8時半に、Tさんが車でお迎えに来てくれました!
まず、11月の会場となる垂井町文化会館に行きMさんと合流して、ホールの下見と会館の方との打ち合わせを済ませ、その後お昼までの時間、「関が原」を案内していただきました!

まずは、徳川家康が3万の兵を率いて初めて陣を構えた「桃配山」へ(ここは、壬申の乱の時、大海人皇子が陣を構えた所でもあるそうです)! そこから向かい側を眺めると、遠くの山に白い旗が! 
「後で行くけど、あれが、石田三成の陣があった笹尾山よ」とTさんが教えてくれました。
はあ~、こことあちらで、家康と三成が睨みあっていたのね~!と思ったら、一気に気分は「関が原の合戦」に飛んでしまいました!!
次に、小早川秀秋の陣のふもとまで、そして、石田三成の陣のあった笹尾山、その近くの「決戦地」に! 今はのどかに田んぼが広がる風景ですが、ここが合戦最大の激戦地だったとは・・・!
その後、少し山の中に入った大谷吉継のお墓も案内してもらいました。
伊吹山も少し姿を現してくれました!
車で走っていると、いたるところに東軍西軍の武将たちの陣が現れて、本当に歴史の中にタイムスリップしたかのような気持ちになってしまいます!
昔、司馬遼太郎の「関が原」を夢中で読んだことがあり、その世界が目の前にあること、そこに立っていることが不思議で、そして想像していたよりも案外狭い範囲にあれだけの陣があったのだということを体感できたことも嬉しいことでした!

また最後には、源義経の母、常盤御前のお墓にまで案内してもらいました!

不破は「不破の関」もあるし!自然も豊かだし、なんて歴史がいっぱい詰まった土地なんだろう!と、本当に大感激の午前中を過ごさせていただきました!!

「もう、私は大満足!!」なんて叫んで、「あ、これからがお仕事だった~!!」と三人で大笑いして、交流会の会場に向かいました。

午後から、関が原町ふれあいセンターで、「雪渡り」の事前交流をしました。
不破子ども劇場の皆さんとは、初めての出会いになるのですが、数年前からずっと「幻燈会」を取り上げたいと考えてくださっていたこと、企画交流会の席上でお話させてもらった「私の思い」を忘れず受け止めてくださっていたことを知り、本当にありがたいことだなあと思いました!
お互いに話をし合うのは、ほとんど初めてだったというのに、すっかり親しくなって楽しい交流会でした!まだまだ、お話したかったけれど、「あ、ここは岐阜県だった!」と、夕方、関が原の駅でお別れしました。
秋の公演当日、たくさんの皆さんと出会えること楽しみにしていますね!
よろしくお願いします!